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5.感情の渦に巻かれたら

世の中には自分と違う考え方がいっぱいあって
意見が食い違ったり
価値観が違ったり
そんなことは歩けば当たると思っている。

むしろ、自分と全く同じに考える人なんて
そもそも一人もいないのだから。

だからこそ、自分と違う、
新たな発見があるとも言えて
いい事でもあるんだけど、
問題はそういう面で観れなくて


傷ついたり
腹が立ったり
悲しんだり
嫉妬したり

いわゆるマイナス感情とか
負の感情と言われている類のものが襲う時だ。

こういう時って辛いよね。
心が張り裂けそうになったり
頭の中はシッチャカメッチャカで
ほんとにやだ・・・って思うよね。

昔ね、
「そういうことは思ってはいけない。」
そう言い聞かせてました。
例えば、例えばですが、
嫉妬や妬み、劣等感で苦しんだ時は
「妬むというのは憧れなんだ、
妬んでない、嫉妬してない!」と、
良い方に考えるようにしてたのだけど
一向に私のマイナス感情は無くならなくて。

余計に辛かった。

見ないふりとか
臭いものに蓋をするのは「無駄」だと悟りました。

それからは
どうしようもなく辛いと思ったら
まずは

感情の渦に巻き込まれていることを認めることにしています。
あぁ、巻き込まれてるなぁと思ったら、
今度は、
外側から渦を眺める人になるといい。

私はヨガや瞑想を始めてから
「俯瞰して自分を見つめる」
「第三者のように自分の感情や状態を観察する」
ということができるようになってきました。

つまり自分のカウンセリングを自分でやる、
みたいな感じかな。
もう一人の自分というより
もっと冷静な「ちょっとだけ他人」
になってみる感じで問答しています。

目の前で渦に巻かれてる人をみたら
まず「どうしたの?」
そして「なんでそう思うの?」
と声をかけるように。

質問と回答を繰り返すと
自分に何が起きたのか、物事が整理されてきます。
実際に起こっている「事実」と
私の「推測」や心の波「感情」と
分けてみると良いです。

すると何を自分が気にしているのか
なぜこんな感情になっているのか、
自分の勝手な思い込みではないか、
何をすべきなのか
など、少しずつ解明してきます。

小さいたわいもない事もあるし
大きくて今はお手上げ、なこともある。

きっとたくさんの人が
今も色んなことを抱えているのでしょうね。

感情って「反応」だと思っています。
何かを思って、何かに触れて
湧き上がるものが感情。

さて、貴女のどこに何が触れたから
そんな感情が湧いているのかしら?

まずは呼吸でもして
一旦、いい感じになってみよう。


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