薄衣を脱ぐように雲から顔を出した月、その光があんまりみずみずしくて、果物みたいにおいしそうで、手を伸ばしたくなってしまった。
月がほしい、なんて、ちいさなこどもみたい。

いつかの仕事帰り、遅くなってお腹も空いてたからかな。
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