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コナン・ドイル

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記事一覧

バスカヴィル家の犬

著者:コナン・ドイル 発表年:1901年 翻訳:延原謙 <あらすじ> 深夜、銀幕のような濃霧のたちこめた西部イングランドの荒野に、忽然と姿を現わした怪物。らんらんと光る双眼、火を吐く口、全身を青い炎で燃やす伝説にまつわる魔の犬は、名家バスカヴィル家の当主ヘンリ卿を目がけて、矢のように走る――。 きわだった叙景によって舞台となる特殊地帯を一種の密室のように仕上げ、息づまるばかりの緊張を生む、ホームズ物語中最大の長編。

シャーロック・ホームズの思い出

著者:コナン・ドイル 発表年:1894年 翻訳:延原謙 <あらすじ> ホームズの探偵初仕事! ホームズが探偵になるきっかけとなった事件「グロリア・スコット号」など短編10編を収録。 逞しく男らしい生涯を送った老人の暗い過去を、その刺青に読みとったホームズ……。 探偵を生涯の仕事と決する機縁となった「グロリア・スコット号」事件をはじめとして、名馬の失踪とその調教師の死のからくりを解明する「白銀号事件」、もっとも危険な犯罪王と時代にぬきんでた大探偵との決死の対決を描く「最

シャーロック・ホームズの冒険

著者:コナン・ドイル 発表年:1892年 翻訳:延原謙 <あらすじ> ロンドンにまき起る奇怪な事件を追って神出鬼没する名探偵シャーロック・ホームズは、その怜悧な推理と魅力的な個性で読者を魅了する。近代探偵小説を確立したホームズ物語の第一短編集。赤毛の男が加入した奇妙な組合のからくりを追う「赤髪組合」、乞食を三日やったらやめられない話「唇の捩れた男」など10編。意表をつく事件の展開、軽妙なユーモアがあふれる作品集である。 目次 ボヘミアの醜聞 赤髪組合 花婿失踪事件 ボ

四つの署名

著者:コナン・ドイル 発表年:1890年 翻訳:延原謙 <あらすじ> ある日、ベーカー街を訪れた若く美しい婦人。父がインドの連隊から帰国したまま消息を断って十年になるが、この数年、きまった日に高価な真珠が送られてくるという……。ホームズ達が真珠の所有者を捜し当てた時、無限の富をもつこの男は殺され、そこには“四つの署名"が――インド王族秘蔵の宝石箱をめぐってテムズ河に繰り広げられる追跡劇! ホームズ物語の2作目にあたる長編。

緋色の研究

著者:コナン・ドイル 発表年:1887年 翻訳:延原謙 <あらすじ> 文学の知識―皆無、哲学の知識―皆無。毒物に通暁し、古今の犯罪を知悉し、ヴァイオリンを巧みに奏する特異な人物シャーロック・ホームズが初めて世に出た、探偵小説の記念碑的作品。ワトスンとホームズの出会いから、空家で発見された外傷のないアメリカ人の死体、そして第二の死体の発見…と、息つく間もなく事件が展開し、ホームズの超人的な推理力が発揮される。 ホームズとワトスンの出会いと、その後起こる殺人事件を描く。事