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【映画レビュー】実写版 四月は君の嘘

こんにちは、お久しぶりです。深海魚と申します。皆さん、映画見てますか? 私はここ三か月で映画館にてぐらんぶるとFate/stay night [Heaven's Feel]III.spring song、鬼滅の刃 無限列車編を見ました。あとニコニコホラー生放送で実写版デビルマンを三周したり実写版キャシャーンを三周したりしていました。

さて今回レビューする作品はこちら、実写版「四月は君の嘘」。

原作は月刊少年マガジンにて2011年5月号から2015年3月号まで連載されていた同名漫画。フジテレビのノイタミナ枠で2014年秋から2015年春にかけてアニメが放送されていました。

主演は山崎賢人、広瀬すず。他には中川大志なども出演。どうでもいいけど中川大志と福士蒼汰の顔の見分けがつきません助けて。

あらすじ

完全無欠、正確無比、ヒューマンメトロノームと称された天才ピアニスト・有馬公生(山﨑賢人)は、母の死を境にピアノが弾けなくなってしまう。高校2年生となった4月のある日、公生は幼馴染の澤部椿(石井杏奈)と渡亮太(中川大志)に誘われ、ヴァイオリニスト・宮園かをり(広瀬すず)と出会う。勝気で、自由奔放、まるで空に浮かぶ雲のように掴みどころのない性格―そんなかをりの自由で豊かで楽しげな演奏に惹かれていく公生。「友人A君。君を私の伴奏者に任命します」かをりの強引な誘いをきっかけに公生はピアノと“母との思い出”に再び向き合い始める。しかしそんな中、公生はある時彼女の秘密を知ってしまう…。いったい彼女の秘密とは―。(Amazonより引用)

今まで指定されてきた映画の中だと意外や意外なんと評価3.9とかなり高め。ちなみにアニメは割と評判良かった気がするけど自分は見てないので完全初見です。それでは対戦よろしくお願いします。

冒頭、主人公(山崎賢人)がピアノを弾いているシーンからスタート。真面目に弾きなよ、と女友達に注意されるがもうピアノやめたから適当でいいんだよ、という主人公。そこに中川大志が乱入。どうやら山崎賢人、中川大志、女友達がいつものトリオって感じの扱いらしい。

山崎賢人帰宅。ひろこさん(親戚? 知り合い?)らしき女性が料理を作ってくれている。父親は単身赴任、母親はすでに他界している模様。主人公はまだ母親が他界した事を受け入れられないっぽい。

多分いつものメンツで遊ぶ約束かなんかして待ち合わせをしていたようだが、時間になっても来ない。そこに流れてきた鍵盤ハーモニカの音色に惹かれた主人公、ヒロイン(広瀬すず)に出会う。「フレーメンの音楽隊みたいだな」といいながら、写真に彼女を収めようとスマホのカメラを向けるがなんとそのタイミングで風が吹いてスカートが……。しかもそのタイミングで友人達が現れて……。どうやら広瀬すずと友人達は知り合いだったらしい。広瀬すずはヴァイオリニストでコンクールに出演するということでそのまま四人はヴァイオリンのコンクールを見に行く事に。

山崎賢人はどうやら音楽界では有名人らしく、見にきた観客にヒソヒソ噂される。過去回想でコンテストに出たものの観客の前でピアノが弾けない……みたいなシーンが挟まる。ピアノを辞めた、と言っていたのでなんかしらのトラウマがある模様。そして演奏は広瀬すずの番に。

専門家に言わせればヒロインの演奏は譜面の指示を無視しためちゃくちゃな演奏らしい(自分は素人なんで生憎わからない)が、主人公はその自由な演奏と楽しそうに引いているヒロインに心惹かれる。

あの演奏を聴いて以来、どうやら主人公はヒロインの事ばっかり考えている模様。青春だね。

主人公とヒロイン、なんと帰り道で偶然再会。演奏の感想を聞かれ、「コンクールの演奏としてはめちゃくちゃだけど良かった」と感想を伝える。ちなみにヒロインが帰り道にいたのは、中川大志が気になっていて彼を待ち伏せしていたからの模様。がんばれ、主人公。あの手この手でヒロインが中川大志の元に行くのを阻止していると、ヒロインが「じゃあ君を代役にするね」と主人公を中川大志の代わりにしてデート。カフェでお茶をしていると、備え付けのピアノで演奏している子供が。ヒロインはそこに突撃して、「このお兄ちゃんめちゃくちゃピアノ上手いんだよ」と主人公にピアノを弾かせようとする。主人公はとりあえずピアノを弾くが途中で演奏が止まってしまう。気まずくなってその場を立ち去る主人公。それを追いかけてきたヒロイン。

ヒロインはどうやら主人公の事を知っていたらしい。主人公にピアノ弾かないの? と聞くヒロイン。それに対して「集中すればするほどピアノの音が聞こえなくなり、手が止まってしまう」と告白する主人公。だからピアノは弾けない、と言う主人公などお構いなしに主人公を伴奏者に任命するヒロイン。

ヒロインは女友達と組んで何とか主人公を伴奏者に勧誘すべく猛アタック。女生徒曰く、どうやら主人公は母親が他界してからピアノが弾けなくなったらしい。あの時から止まった時間を動かしたい、と語る女友達。バスに乗っていた女友達とヒロイン。途中で女生徒が先に降りた後、ヒロインは病院前で降車ボタンを押す。うーん不穏。

場面変わって主人公の過去回想。超スパルタお母さんに「譜面通り弾け!」と怒られる主人公。中川大志と女友達、ヒロインを前に「やっぱり伴奏者は無理」と断る主人公。

コンクール当日。主人公は学校の屋上で寝っ転がってボーッとしている。そこにヒロインが伴奏者を迎えにきた、と現れる。完璧じゃなくても私と君なら観客の心に届く演奏が出来るよ、だから挫けそうになる私を支えてください。と頭を下げるヒロイン。絆された主人公は、「どうなっても知らないからな」と伴奏を請け負う事に。

そしていよいよ二人の演奏がスタート。伴奏者として現れた主人公にざわつく観客。順調に演奏をしていたものの、途中で母親の幻覚を見てしまう主人公。そこから音が聞こえなくなり、ヒロインとの演奏が合わなくなってしまう。そしてとうとう主人公はヒロインの評価の邪魔にならないように演奏をやめてしまう。ヒロインが引き続ける限り評価はされる、といわれるがヒロインもまた演奏をやめてしまう。そんなヒロインを見つめる主人公にヒロインは「アゲイン」と言って再度最初から演奏。コンクールとしては演奏をやめてしまった先程で終わりであり、最初から引き直しても再評価されないがそれでも二人は演奏する。お互い殴り合うような演奏だがそれが観客の心を惹きつけていく。そして最後まで引き終わったあと、観客はスタンディングオベーション。良かったね。そしてヒロインはやっと主人公を名前で呼ぶ。この光景を死んでも忘れない、と言うヒロイン。フラグが……フラグが積み重なっていく……。

コンクールは落選したもののコンクール主催が開催するコンサートに招待されたというヒロイン。ヒロインは再び主人公を伴奏者に誘う。結局私達は演奏することをやめられない人種なんだから、というヒロインの話に主人公は再びピアノを弾くことを決意する。

ピアノを再び弾く、と決意したものの依然主人公はスパルタ母親の幻影に苦しめられていた。頑張って優勝したのに全然褒めてもくれない母親に向かって「死んじゃえばいいんだ!」と言ってしまう。その日に母親は死んでしまったらしい。それを自分のせいだ、と思った主人公はそこから音が聞こえなくなってしまったらしい。

コンクール当日、何故かこないヒロイン。主催者に頭を下げるも「ドタキャンするような奴のために順番は変えられない」とすげなく断られてしまう。そして順番が来てしまったが、ヒロインは来ない。主人公は一人で舞台に上がり、曲を演奏する。最後まで演奏を止めることなく弾ききり、主人公はとうとう母親から親離れを果たしたのであった。

一方ヒロインは倒れてしまって病院に運ばれていた。元気元気というヒロインだがこれ絶対元気じゃないと思うんですけど。夜、帰ってしまった主人公に電話するヒロインだが、帰りに足が上手く動かず転んでしまう。

退院したヒロインと主人公は最初の出会いを彷彿とさせるやりとりから再び二人でデートをする。完全に亡くなる前の思い出づくりフェーズですねこれは……。最後の締めに鞄忘れちゃった、というヒロインに付き合って夜の学校に侵入する二人。鞄を探すがやはり見つからない。カバンはどうした? と尋ねる主人公に「カバン忘れたのも退院したのも全部嘘」とネタバラシするヒロイン。どうやら一日外出許可を貰って出てきたらしい。病院まで送り届けようとする主人公の手を振り払うヒロインだが、案の定倒れてしまう。

結局主人公に送られて病院に戻ったが、主人公はヒロインに「こんな事になるなら私達出会わなきゃ良かった」と言われてしまう。

ショックからかお見舞いにいかない主人公に発破をかける中川大志、めちゃくちゃいいやつだなお前……。友人二人の後押しでようやく自分の気持ちに気付いた主人公はヒロインのお見舞いに行く。そこで君と弾きたい、とヒロインに言う主人公。これは最初ヒロインが言った言葉を主人公が返した構図になるわけですが私こういうのに弱いからちょっとグッときましたね。そこで怖い、と主人公がかつてヒロインに吐いた弱音を今度はヒロインが主人公に吐く。死にたくない、私を1人にしないでと泣くヒロインを主人公は黙って抱きしめる。

ヒロインは主人公と再び舞台に立つためにリスクの大きい手術を受ける事に。そして同じ日、主人公はコンクールの舞台に立ち、見事素晴らしい演奏をする。ヒロインと出会えたから自分はここまで立ち直れて舞台に立つことができたんだよ、と心の中で語りかける主人公。君に届けと力いっぱい演奏する主人公。そんな主人公の耳にはヒロインのヴァイオリンの音色と姿が。ヒロイン(幻覚)と一緒に演奏する主人公。演奏が終わるとヒロインの幻影は微笑みながら消えていく。うーんこれは主人公の想いが届いてヒロインの手術成功からの二人でまた舞台に立つハッピーエンドですね!(フラグ)

場面変わって主人公はヒロインからの手紙を読んでいる。そこには今までの主人公に対するヒロインの想いが綴られていた。あの、自分ヒロイン助かるendだと思ってたんですけど、あの、これヒロイン死んで…………。

そこで励ましてくれる友人二人はまじいい奴やな。主人公友達大事にしろよな!


えー、完走した感想ですが、青春映画として普通に良くないですか? 2時間で結構上手くまとめたな、という感想です。個人的には3.5ぐらいの評価ですかね。

というかこれリクした人的には辛辣評価求めてるのかもしれないんですが、自分よっぽどじゃない限りつまんねーって言わないって言うか個人的に下す評価が結構甘めな自覚あるんでこれ求められてる感想なのかどうかは分からないです。ちなみに最近クソだ……って思った作品は仮面ライダーゼロワンくらいです。

そういやリクした人、山崎賢人の事クソ映画主演率高いって言ってたけど個人的に福士蒼汰の方がクソ映画主演打率高いと思います。



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