見出し画像

インド映画、RRR

今日インド映画を観た。その偉大さに感動した。
インドは今年、中国を抜いて人口が世界一になることが予測されているが、その経済的な発展も目覚ましい。今日の映画「RRR」を観て、経済的発展と比例して文化的なものを生み出す力も飛躍的にUpしていると感じた。高いレベルの映画がインドの市井の人々の生きる力となっているのだろうな、と推測できた。

さて、私のインド映画歴は結構長い。初めて観たインド映画は「踊るマハラジャ」。濃い顔のインド人のおっさんが歌って踊って悪者をやっつけるというパターンが3時間繰り返される映画だ。話に起伏がない。ストーリーはない。

この「踊るマハラジャ」から約30年たった今、「RRR」は作られたわけだが、映画の全体の構成のうまさに舌をまいた。「RRR」は「踊るマハラジャ」に見られた歌と踊りの流れを汲みつつも、神話を織り交ぜ、歴史を絡め、複雑な心理描写人物描写を描き、本当にスケールが大きい映画だった。歌と踊りはアメリカの「ラ・ラ・ランド」に負けていないし、ストーリーや人物設定の細やかさもフランス映画などに全く引けをとらない。このスケールの大きさは、「踊るマハラジャ」からのインドの発展、つまり、これだけのレベルと規模の映画を作れるようになったインドを意味する。ちょっとびっくりするレベルだ。

私はインド通でもないし、インドがめっちゃ好き!というタイプでもないが、この30年間の間に中間層が増え、貧困が減り、インド全土が豊かになったことがこの映画に凝縮されている気がした。豊かさがインドの一般ピープルの感性を磨いたこともこの素晴らしい映画が誕生するきっかけとなったのだと思う。そして私もこの映画から希望と元気をたくさんもらった。

インドの将来は絶対明るい!!そしてインド映画から希望と元気をもらった私の明日も明るい!!と信じたい。(明日から仕事だけど。。。)

#インド
#RRR
#映画
#休日


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?