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【人間関係】嫉妬心を克服して人生を楽にする方法を解説(完全版)

こんにちは。以前、ろうそくの火を眺めながらアファメーションをしたら強力に潜在意識の浄化が図られるのではないかという閃きが舞い降り、早速実践したところ、なんだか蝋が面白い溶け方をしておりまして、それが大変面白く、アファメーションを完全に忘れて蝋がとろけていく様子をずっと観察していたJegです。

改めまして本日もお越しいただき誠にありがとうございます。愛してます

さて、今回のテーマは「嫉妬心」ということですが、実はこのテーマ、XのDMで以前いただいておりましたご相談でございまして、そちらへのご返答として執筆する記事となっております。

皆様は嫉妬深い方でしょうか?それとも淡白な方でしょうか?

いずれにせよ、この嫉妬心に関しては自己と向き合う上で大変重要な意味合いを持つ感情となっておりますので、是非最後までお楽しみいただけましたら幸いです。

それではいってみましょう!

顔:男が妄想する可愛らしい嫉妬  Tシャツ:現実の嫉妬

1.嫉妬心の発生源

まずは嫉妬心の発生源について簡単にまとめますが、シンプルに述べるなら以下のように分類できるのではないかと思っております。

①得たいと感じる欲望
②失うかもしれないという恐怖

これら二つが主に「嫉妬心」に繋がり得る感情です。わかりやすいのは①ですね。誰かが成功しているのを見たりお金をたくさん持っていたり高スペックな男と結婚したりするのを見た時に湧き上がる「羨ましい」という気持ちから派生する妬ましさのことです。

一方で②は少々わかりにくいかと思いますが、「失う恐怖」とは自分が価値を置いている何か(愛情、友情、地位など)を他人に奪われるかもしれないという不安感のことです。

そして今回重きを置くのは後者の「②失うかもしれないという恐怖」についてです。

これは簡単に言えば自分が大切にしているものが他人によって脅かされると感じた時に嫉妬心が生まれるということですね。

イーロンマスクに嫉妬したりしないのは自分と遠くかけ離れているからです。ですが同僚が成功している時にモヤっとしたり、もしくは自分が好きになった人と友達が仲良く話している姿を見た時にモヤっとするのは、容姿や能力が自分と近しい存在であればあるほど、自分が価値を置いている何かが脅かされる可能性が高いからです。

狩猟採集時代を思い浮かべてください。優秀な遺伝子を残すにせよコミュニティで地位を獲得するにせよ、それを奪う可能性があるのは紛れもなく自分と近い場所にいる、自分に近しい能力、年齢、性別の人なのではないでしょうか。

だからこそ人体は「嫉妬心」を湧き上がらせることで未然にリスクを回避しようと働きかけてくるわけですね。つまりこれは本能であり、何ら問題のある感情ではないのです。

ちなみに後ほど詳しくお話しますが、今回の相談者様も含め私は「自分の嫉妬心に悩んでいる」という方は心の美しい人だと感じております。また、そういった方の持つ嫉妬心は紛れもなく「正しい嫉妬心」であるとも言い切れます。

ですが一方で、この記事を読んでくださっている方々とは全く無縁の「不適切な嫉妬心」が存在することも事実です。

それはネット上での誹謗中傷を見ればわかりやすいかと思います。

YouTubeやニコニコ動画で「最高のチャーハン作ってみた」といったような動画のコメント欄が「これなら俺の方が上手い」とか「フライパンの扱い方が下手」とか「キッチンが汚い」とかやたら上から目線の恥ずかしいコメントで溢れていたり、もしくはYouTuberが誹謗中傷の対象になりやすかったり、といった現象をよく見かけますが、これこそが閲覧者の「自分にもできることなのに何故こいつはこんなに称賛されているんだ」といったような気持ちが生み出す「不適切な嫉妬心」です。

そして何故「不適切」かと言えば、狩猟採集時代には存在し得なかった「自分とは全く関係の無い人に対する無駄な嫉妬心」だからです。前述の通り、本来の嫉妬心は「現実世界で自分が価値を置いている何かが脅かされそうな場合」に湧き上がる防衛本能ですし、それは自分と何らかの関わりのある人に対して持つべき感情です。

ですがメディアの発達によって顔すら知らない、また自分の生活になんら関わりの無い赤の他人に嫉妬し、更に攻撃までできてしまうという意味不明な状況が生み出されてしまったというわけです。

次にこれをもう少し掘り下げて考えてみましょう。

もちろん私のように対価をいただいて情報を発信している場合には厳しい意見も謙虚に受け入れなければなりません。それは誹謗中傷ではなく「正当な要望」ですし、YouTubeやSNSなどで散見される「明らかな悪意のある誹謗中傷」とは完全に別物です。今回は誹謗中傷をする人にスポットを当てておりますが、とはいえ発信者側の立場から言えば「バズる」ということは「嫉妬心を集める」ことと同義であるという心構えが必要です。不特定多数の目に触れるということは同時に責任を負うということです。まぁ私はバズるという経験をしたことが無いのであまり偉そうなことは言えませんが・・。

2.本能の誤作動

さて、「不適切な嫉妬心」をもう少し掘り下げますが、言ってしまえば自分と無関係な人間に対して抱く嫉妬心は「本能の誤作動」です。自分を脅かすわけでもなければ危害を与えてくるわけでもない、そんな対象にイライラするなどというのはもはや誤作動としか言いようがありませんし、大切なストレスホルモンの無駄遣いです。

ですが仮に誤作動であったとしても、やはり脳は現実とバーチャルの区別が曖昧と言われておりますから、画面の向こうの人物に対しても「自分と能力が近しい存在であればあるほど、自分が価値を置いている何かが脅かされる可能性が高い」という防衛本能が勝手に作動し、無意味な嫉妬心を生み出してしまうのです。

芸能人のゴシップが異常に叩かれたりするのも、今まで嫉妬心が湧き上がらないくらい「遠い存在」だった人が、ほんの少しミスをしたことで急に「自分に近しい存在」に思えてくるからです。「誹謗中傷を平気でできるような人間」と「不倫をした芸能人」が、同じ低俗なフィールドに立たされてしまうのです。

だからこそ、その芸能人が持つ地位や名誉が急に妬ましく感じて「自分と同じ程度なのになんでこいつはこんなに有名人なんだ」といった気持ちが湧き上がってくるんですね。

もちろんこれらの誹謗中傷は何の生産性も無い異常行動ですし、本来この世に無かったメディアという存在によって生み出された本能の誤作動ともいうべき愚かな行為なのですが、「嫉妬心」の本質から紐解いていけば何故そのような不可解な行動を取る人間が多く存在するのかが見えてくるかと思います。つまり、やはり自分に近しい(もしくは自分の能力に近しい)存在に対しては嫉妬心が発生しやすいものなのです。

ちなみに「政治家」や「政府」に関しては実生活に直接影響するものですから、これは嫉妬心とは切り離して考えた方がよろしいかと思います。あくまで芸能人や自分に全く影響の無い赤の他人に対して、ということです。

いずれにせよこの記事を読んでくださっている方々や今回の相談者様が抱くような「正しい嫉妬心」と、我々とは全く無縁の「本能の誤作動」は全く別物ですから、それは明確に区分しておいてください。

本能の誤作動

3.情報発信者の誹謗中傷対策

余談ですが、情報発信者が何故権威性を獲得することに異常にこだわるのか、というお話も嫉妬心と少し関連する部分があります。

もちろん「信頼性」を獲得し自分の情報をちゃんと届けたいという理由が一番なのでしょうが、それ以外にも「閲覧者の嫉妬心を湧き上がらせない」という意味合いも強いのではないかと私は思っているのです。

「月間PV〇〇達成」とか「1万人のカウンセリングをしてきた〇〇」とか、方法はどうあれ閲覧者に「この人は自分と違う」という気持ちを抱いてもらって初めて発信者としてのフィールドから発信ができ、また誹謗中傷も回避できるといった仕組みなんですね。

繰り返しになりますが、「自分と近しい存在であればあるほど、自分が価値を置いている何かが脅かされる可能性が高い」と本能に誤解を与えてしまうわけですから、「権威性」を持つことが結果的に「自分」と「閲覧者」を「異なるフィールド」に置いて嫉妬心を抑制してくれるんですね。

(ちなみに私は誹謗中傷を受けることなく楽しく発信できているのですが、この理由は権威性どころかスピリチュアルに関連する資格も何一つ持っておらず、願望実現研究家などという意味不明な肩書を自称し人体実験を繰り返したり能面被って大騒ぎするだけの単なる変人というおぞましい最底辺スペックでむしろ憐みの対象であるが故に嫉妬心すら湧き上がる余地が無い奇跡的に私の発信をご覧いただいている方々が本当に愛に溢れた素晴らしい人間性を持つ方々ばかりで、偶然にもそういった方々に囲まれて発信できる環境に身を置くことができたからですし、そういった安心感があるからこそ私は自分の権威性を誇示する必要もなく等身大で記事を書けるわけで、その事実には心より感謝しなければならないと本気で思っております。いつも本当にありがとうございます。愛してます)

先ほどどんよりした画像を載せてしまったので、お詫びにお花畑を載せておきますね

さて、なんとなく「正しい嫉妬心」「不適切な嫉妬心=本能の誤作動」の違いはご理解いただけたのではないかと思います。

これらを明確に区分することは日常からストレスを減らすことに繋がりますし、特にこの情報化社会に於いては必要な心構えかと思います。

これらを踏まえ、これ以降はどのようにして嫉妬心を受け入れ、そして楽に生きていくかを解説して参ります

尚、これ以降は「不適切な嫉妬心」を「本能の誤作動」と呼ぶことに致します。

4.嫉妬心の定義

先ほどは話をわかりやすくするために「本能の誤作動=メディアから派生する嫉妬心や誹謗中傷」という前提でお話をしましたし、これはこの記事を読んでいただいている方々には完全に無縁であるといったお話も致しました。

ですが、この誤作動はメディアやネットに限らず、実は意外と気付かないうちに日常生活で頻繁に湧き上がっていることも事実です。

今回はこの「本能の誤作動」の範囲をもう少し拡大して見ていきますが、今一度この定義を思い出してください。本能の誤作動は自分に何の影響も無く実害も無い、要するに自分の生活に関わりの無い他人に対して抱く嫉妬心のことなのでした。

そしてこの「自分の生活に関わりのない嫉妬心」というのは、何もメディアに限った話ではないのです。

「小学校時代の友達が海外で大成功を収めた」というお話を聞いた時にモヤっとしてしまう、という方はいらっしゃいませんでしょうか。もしくは「毎日定時あがりのホワイト企業に勤めている人がブラック企業で働いている自分より高い給料をもらっているのを知った」時になんとなくモヤっとしたりする人もいるのではないでしょうか。

もしそうであれば、それも「本能の誤作動」に分類されます。何故ならその人たちは自分の人生にとって何の悪影響も無いからです。

ここで改めて嫉妬心に定義を与えます。

「正しい嫉妬心」と「本能の誤作動」の一番の違いは「自分に何らかの影響があるか否か」というその一点のみである。

それともう一つ。重要な定義も加えておきましょう。

「正しい嫉妬心」は克服が難しいが「本能の誤作動」は克服が容易である。

以降はこの定義を踏まえ解説して参ります。

もちろんその海外の友達がやたらLINEで自慢話送ってきて毎度イライラさせてくるとかそういう場合には別ですけどね。それは本能の誤作動ではなく自分に明らかに悪影響のある「正しい嫉妬心」です。あくまで自分に直接的な影響があるか無いかで判断していただければと思いますし、LINEは「見ない」という選択が難しい一対一のやり取りですから強制的に不快感を与えられるわけで、これは明確に影響があるものと捉えられます。

5.本能の誤作動は簡単に克服できる

先ほど「正しい嫉妬心」は克服が難しいと申し上げましたが、この理由は言うまでもなく本能に忠実な感情だからです。睡眠欲や食欲を抑えるのが難しいように、やはり狩猟採集時代の経験から人間に備わった「自己防衛本能」に抗うのは困難なものです。

つまり「昇進を奪われる」「好きな人を奪われる」等、自分に明らかな影響を及ぼす可能性を感じた際に湧き上がる嫉妬心は結構厄介ですよ、ということですね。

一方で「本能の誤作動」は単なる脳の勘違いなわけですから、これはそもそも放っておいても実害が一切無いわけですし、ただ単に誤作動であると認識するだけで比較的簡単に克服できると言えます。

とはいえ、何もせずモヤモヤしていたのでは何も変わりません。「認識」というのが重要なのです。

ただ感情に流されモヤモヤするのではなく、「意図的に認識し受け流す」というプロセスを繰り返すことで自然と克服できる、といった代物なんですね。

以下に少し例を挙げておきましょう。

・小学校の同級生が上京して大成功を収めているという噂を聞いてモヤっとしたら「まぁでも別に自分に何の被害も無いし」とその事実が自分の人生に全く影響が無いことを認識する

・〇〇株式会社の方が自分の勤めている会社より遥かにボーナスが良いことを知って嫉妬してしまったら「まぁ別に俺には何の悪影響も無いし」とか「イライラしても給料変わるわけじゃないし」と、その感情自体が何も生み出さずむしろ余計なストレスになっていることを自覚する

・SNSで「自分にもできるようなこと」もしくは「大したことないこと」を投稿してバズっている人を見てモヤっとしたら「あ、これが誤作動か」と認識して受け入れる

・芸能人のゴシップニュースを見てイラっとしたら「あ、これマジで無意味だわ」と、その芸能人が自分と一切関係の無い人間であるという事実を思い出す

・ことあるごとに自分に「そいつお前の人生に何か関係あんのか」と問いかけ、本当に影響があるかどうか検証する癖を付ける

※ちなみにこの「そいつお前の人生に何か関係あんのか」というフレーズは、一瞬で「あ、この人自分の人生に何の影響も及ぼしてないわ」という事実に気付かせてくれるので非常におすすめです

これらを見ていくと、実は日常生活の中でも「本能の誤作動」は頻繁に発生しうるものであることが見えてきます。そしてこれらは完全に無駄なストレスです。

ですから、今日の記事を読んだ後は是非、日常でモヤっとする誤作動に意図的に気付いてください。もし受け流すのが難しければ先ほどのフレーズを唱えるのがおすすめです。

少し言葉を丁寧にしますが「それはあなたの人生に何か影響ありますか?」というフレーズを自分に投げかけるのです。これは本当に効果的な自己への問いかけです。自分は色んなことにイライラしてしまう、という方はこのフレーズを利用して自問自答する訓練をすれば、日常生活に於けるストレスの総量を大幅に減らせるはずです。

人間にはネガティビティバイアスがありますから「本能の誤作動」という事実を認識しないまま感情に流されているとその嫉妬心が更に余計な負の感情を生み出してしまいます。

「気付く」「認識する」「受け流す」というプロセスを積み重ねることこそが重要なのです。

これが認知行動療法ですね。

「それはあなたの人生に何か影響ありますか?」と自問自答し「あ、こいつ俺の人生に何の関係もないわ」と気付く図

認知行動療法の意味合いは多岐に渡りますが、今回で言えば湧き上がる感情を意図的に認識し、受け流す訓練のことになるかと思います。そしてこれを繰り返すと脳内に「同じ事象が発生した時に不快感が湧き上がらない」という新しいプログラムが形成されていきます。

脳は繰り返し受け流した情報を「不要」と判断してくれますので、最初の内はうまくできなかったとしても機械的にこのプロセスを繰り返せば必ず自然と誤作動自体が起きなくなっていくはずです

そして「本能の誤作動=不適切な嫉妬心=不要」というプログラムが形成されると、実はとんでもないメリットを享受できるのです。

それは何か?

それは「正しい嫉妬心」も湧き上がりにくくなるということです。

つまり、「本能の誤作動=不適切な嫉妬心」は、実は「嫉妬心」そのものを抑制するキッカケを与えてくれる重要な感情なのです。

次の章ではこの点を深掘りし、いよいよ「正しい嫉妬心」の克服方法を解説して参ります。

プログラムインストール完了

6.「本能の誤作動」の有効活用

「本能の誤作動」を受け流せるプログラムが脳内に完成すれば、「正しい嫉妬心」も自動的に克服できるようになるといったお話をしましたが、この流れを時系列順に並べると

①「正しい嫉妬心」と「本能の誤作動」の一番の違いは「自分に何らかの影響があるか否か」であると認識する

②「正しい嫉妬心」は克服が難しいが「本能の誤作動」は克服が容易である

③嫉妬心が湧き上がったら「それはあなたの人生に何か影響ありますか?」と自問自答する。この訓練をすることで「本能の誤作動は不要」という新しいプログラムが脳内に完成する

④このプログラムは自動的に「正しい嫉妬心」も抑制してくれる

ということになりますが、では何故「正しい嫉妬心」も克服できるようになるのか。

その理由はシンプルで、本能にとっては「正しい嫉妬心」も「本能の誤作動」も嫉妬心であることに変わりはないからです。

つまり便宜上「自分に関係があるか否か」で区別した嫉妬心も、脳からしてみれば同じ嫉妬心なわけで、結果的に克服しやすい「本能の誤作動」を利用して受け流すプロセスを繰り返せば脳は勝手に「嫉妬心を受け流せるプログラム」を形成してくれるのです。正にネット社会の現代ですから、誤作動が発生する機会も多いですし、意識さえすればこの訓練は結構な頻度で実践できるかと思います。

これらすべてを踏まえて嫉妬心から解放される方法を一言でまとめるなら

「本能の誤作動」に気付いたら「それはあなたの人生に何か影響ありますか?」と自問自答して乗り越える訓練をする。それだけで勝手に「正しい嫉妬心」も湧き上がりにくくなっていきますよ。

ということになります。これは生き方そのものを「自分にフォーカスしたもの」に作り替えるプロセスと言えるかもしれません。是非この問いかけは習慣化していただければと思います。

「そいつお前の人生になんか関係あんのか(自問自答)」→「あ、こいつ全然関係ないわ(嫉妬心浄化完了)」

ちなみにこれは嫉妬心に限らず、ニュースを見て悲しい気持ちになったりネット情報に対して腹が立ちやすいという人にも大変効果的なフレーズです。

現代社会を楽しく生きる秘訣は「自分に実害の無いストレス」は全スルーする、という心構えなのではないかと私は思っております。

何故ならこれだけネットやスマホが普及した現代は、自分に不快感を与える要素が多すぎるからです。どうして赤の他人のツイートを見てイライラしなければならないのでしょうか。どうして遠い国で起きている出来事に頭を掻きむしりたくなるほどのストレスを感じなければならないのでしょうか。

人間の脳の構造は狩猟採集時代から大して変わっていないと言われております。であれば、これらに必要以上にフォーカスするのは、脳からすれば不自然な行為です。

もちろん考え方は人それぞれだと思いますし、これはあくまで極論の域を出ない話なのですが、現在ストレスが溜まっていると感じている人は騙されたと思って至る所で「それはあなたの人生に何か影響ありますか?」という自問自答を行ってください。

きっと、自分を取り巻く環境の中には、数えきれないほど「自分に実害の無いストレス」が存在していることに気が付けるはずです。

話は少し脱線しましたが、いずれにせよここで一番お伝えしたかったのは「本能の誤作動」をうまく利用して嫉妬心を克服してくださいね、ということですので、是非生活に取り入れてみてくださいね。

さて、ここで終わっても良いのですが、実はもう一つ、お話しておかねばならないことがございます。

それは「本能の誤作動」はあまり起きないけど「正しい嫉妬心」は湧き上がるって人はどうすればいいの?というお話です。

次にそれを詳しく見ていきましょう。

え?お笑い芸人の不倫が何だって?知らん知らん。それよりこのマカロンマジでうまい

7.え?私「本能の誤作動」とか無いんだけど

私がここまで話してきた方法は「本能の誤作動」、つまり自分に実害の無い嫉妬心が湧き上がりやすい人にとっては極めて有効な方法論です。

ですが、そもそも他の会社の給料が高いとか芸能人が不倫したとかSNSでしょーもない動画がバズったとか、そういったことにあまり嫉妬心が湧き上がらないといったような方も当然いらっしゃるかと思います。

嫉妬心を克服する最高の素材であった「本能の誤作動」自体が起きないということは、「それはあなたの人生に何か影響ありますか?」という呪文も使えないということです。

それどころか、正しい嫉妬心は実際に自分に影響がある場合に湧き上がる感情ですから、仮に呪文を唱えたとしても「え?大いに関係ありますけど!!」という返答になってしまうのです。

ではどうするか。

そこで私が提案するのが以下の2ステップです。

①「本能の誤作動」にできるだけ気付けるよう努力する

②むしろ相手の成功を神様に感謝する

次はこの順に沿って解説していきましょう。

①「本能の誤作動」にできるだけ気付けるよう努力する

自分は正しい嫉妬心しか湧き上がらないタイプだと思っていても、やはりこれだけの情報化社会で「本能の誤作動」が全く起きないという方も稀かと思います。

ですからまずは自分の感情と向き合うワークだと思って「本能の誤作動」に日頃からアンテナを張ってみていただきたいのです。

ニュースを見る時、SNSを見る時、あらゆる場面で湧き上がる不快感を観察するのです。そしてその中から「本能の誤作動」を探す。このプロセスは無意識の内に心に蓄積していた嫉妬心を洗い出す上で大変有効な手段です。

私自身、嫉妬心がほぼ無い人間だと自覚していたのですが、今回の質問をいただいてから自分なりに分析したところ、あらゆる場面でモヤっとした感情が湧き上がっていることに気が付けましたし、また「本能の誤作動」は特にSNSを閲覧している時に頻繁に湧き上がっていた事実に気が付けました。

ですから今日がスタート地点だと思って、是非自分の感情と向き合いながら生活していただければと思います。きっと意識していなかった無意味な嫉妬心に気が付けるはずですし、もし気付けたなら「それはあなたの人生に何か影響ありますか?」という問いかけで浄化していってください。

これが1点目です。

②むしろ相手の成功を神様に感謝する

次は「正しい嫉妬心」が湧き上がった場合の対処法ですが、ここからはスピリチュアル的な解釈も少し加えていきたいと思います。

先に結論を申し上げますが、誰かに嫉妬心を抱いてしまった時に最も有効な方法は「むしろその人の成功を神様に感謝する」ということです。

例えば自分が好意を寄せる異性と自分の親友が仲良くしているのを見て嫉妬してしまうのであれば、その2人の仲睦まじさを神様に感謝してみてください。

具体的な方法は「仲良くしている2人の様子を思い浮かべながら、その2人が幸せであることに対して"ありがとうございます"と心で唱える」ということになります。

この際、2人が付き合っている様子や幸せな結婚している様子など、自分が望まない未来を思い浮かべるのではなく、ただ単にその2人が「仲良くしている」という事実のみを思い浮かべるのがポイントです。

(ちなみに、仮に大好きだった人が親友と結婚してしまって強烈に嫉妬しているという場合には、それは結婚自体を覆すことはできませんので「幸せな結婚生活を願う」という方法になります。)

職場の同僚がすごく評価されて嫉妬してしまうのであれば、「同僚が成功している姿を思い浮かべながら、その事実に対して"ありがとうございます"と心で唱える」ということになりますね。

この「敢えて感謝してみる」という方法論は既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、脳科学的観点から言ってもスピリチュアル的観点から言っても、おそらく「これしかない」というレベルで超効果的なメソッドです。

以下にそれぞれの観点から見たメリットを記載致します。

【脳科学的観点】
・相手の成功に感謝する立ち位置というのは嫉妬の渦中にいる自分からふわ っと上空に上がって「メタ認知」をすることであり、事実をありのまま見ることで嫉妬心自体を俯瞰でき、乗り越えやすくなる

・人の成功を受け入れるということは無意識下で何があってもブレない「絶対的な自己肯定感」を生む。しかも今回は「自分に実害のある相手の成功に対してさえ感謝できた」という強力な事実があるため、より強固な自己肯定感が形成でき、結果的に嫉妬心自体が湧き上がらない精神状態が手に入る

・上記の自己肯定感を作り上げるプロセスは相手より圧倒的優位な精神的立場を築き上げるということであり、自己肯定感は嫉妬心の抑制に於いて最重要となる要素である

【スピリチュアル的観点】
・誰かの成功を神様に感謝する立ち位置というのは「自身の成功に対して執着の無い立ち位置」であるため、結果的に願望実現を妨げる最大の要因である「執着」を手放すことに繋がり、自分の成功が加速する

・「ネガティブな感情をポジティブに打ち返す」ことでギャップの法則が発動し、とんでもない量のポジティブを未来に投げることができる。故に自分の幸福となって返ってくる

・嫉妬という感情が持つ「ネガティブなエネルギー」を「愛と感謝のエネルギー」に変換することで「人間関係の本質的な価値」や「人との繋がりがもたらす喜び」にフォーカスできるようになり、心の平穏を取り戻すことができる。これは結果としてポジティブを未来に投げ込み続けられるような人格を形成してくれるということである

これらを踏まえて、最後にこの長編記事の要点を一気にまとめると

①「正しい嫉妬心」と「本能の誤作動」を区別する

②「本能の誤作動」を「それはあなたの人生に何か影響ありますか?」で浄化する

③「正しい嫉妬心」は「むしろ相手の成功を神様に感謝する」で乗り越える

となります。

「2人が仲良く話している」というありのままの姿に対して神様に「ありがとうございます」と唱える図。自分を取り巻く人たちが幸せであるということは、本来それ自体が喜ばしいことなのです。そしてそのありのままの事実に感謝できる人には必ず素晴らしい未来が待っていると、私は本気でそう思っております。嫉妬心をうまく利用して自分自身の幸運を引き寄せてみてください。必ずうまくいきますよ。

嫉妬心はネガティブに捉えられる感情です。ですが見方を変えれば自分の人生を好転させる重要なファクターになり得るということを今回はお伝えしたかったのですが、ご相談者様も含め、皆様にちゃんと伝わりましたでしょうか?

もしよく理解できなかったのであれば遠慮なくその旨をお伝えいただければ私ももっと勉強して改めて記事に致しますし、そういったご要望は私自身の成長に繋がりますので、是非お気軽にまたご相談いただけましたら幸いです。

いずれにせよ、この記事が生まれたのもXのDMでご相談いただいたからですし、その事実に関しましては心より感謝申し上げたいと思います。

それでは、相当な長編記事だったかと思いますが、ここまでお読みいただき本当にありがとうございました。

皆様が嫉妬心をうまく活用し、ストレスフリーな実りある人生を送ることを祈念申し上げ、本記事の結びとさせていただこうと思います。

神様の奇跡が起きています。愛してます

Jeg


顔:正しい嫉妬心  Tシャツ:本能の誤作動



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