見出し画像

ハチクマは北海道からジャワ島まで8,500km渡る個体も!

ハチクマの名前の由来

蜂の子を食べるクマタカから付けられた名前。
クマタカとは種類は違いますが、クマタカのように大きなタカという意味らしい。
ハチに刺されないのか、刺されても平気なのかまだ詳しいことは分かって無いらしい。まだまだ判らない事が多いタカらしい。

渡りの季節は換羽時期と重なる

ハチクマの翼指は6枚
しかし、渡りの季節は換羽時期と重なるため5枚に見える事が多いとのこと。。。
一度に沢山抜けると飛べなくなるので少しずつ換羽するらしい。

渡りの研究結果凄い距離を毎年飛んでいた

信州ワシタカ渡り研究グループの久野さんたちが、渡るタカを捕獲しGPSや足環を付けて色んな所の協力も経て渡りルートが見えて来たらしい。
北は北海道から南はジャワ島までおよそ8,500kmも毎年渡ってる個体も居る。
生きる為と言っても相当過酷な渡りである。
勿論、海を渡る途中で体力が尽きて魚の餌になる個体も居るし、寿命は15年以上と言われてるが毎年往復17,000kmも飛び回ってるのだから凄い。

繁殖は日本でしている

渡りで来るタカ類は殆ど日本で繁殖をしている。
そして、幼鳥も親離れした後は他の渡り鳥と違い単独で渡る。
餌を捕れず、長い距離を飛べない個体は淘汰されていく。
渡りの飛ぶ姿は見るものからするととてもドラマチックだが、現実はそんな甘い物じゃ無いんですよね・・・
白鳥とかは家族愛が強く親と一緒に家族単位で行動しますが、猛禽類は全て単独行動で、渡りの場合は群れた方が色々都合が良いから集まってるだけで、基本全て単独行動です。
だからこそ、タカの渡りは見てるだけで感動するのだろう・・・

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?