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証言は当てにならない。論より証拠

私が当初パワハラを受けて、
それからの対応をどのように院長に対してアプローチしていくかをネット上ではありますが自分なり検討しました。

そうすると、調べれば調べるほどにパワハラを立証するうえで
証拠は何よりも重要なものであるということが分かりました。

1. 正確な記録の保持

ボイスレコーダーを使用することで、会話や発言を正確に記録できます。これにより、証言が時間の経過とともに曖昧になるリスクを防ぎます。人間の記憶は不完全であり、特にストレスの多い状況では、記憶が曖昧になりがちです。ボイスレコーダーはこの問題を解決します。

2. 証拠の信頼性向上

録音された音声は、法的にも有力な証拠として認められることが多いです。録音データは、証言が正確であることを裏付ける具体的な証拠として利用でき、裁判や調停において強い影響力を持ちます。

3. 詳細な分析の可能性

録音された会話は、後で何度でも再生して分析することができます。特定の発言や音声のトーン、感情の変化などを詳細に検討することが可能です。また、専門家による音声解析も可能であり、発言の真偽や意味をより深く理解する助けとなります。

4. 現場の状況を正確に再現

その場の状況や環境音も記録します。これにより、会話のコンテクストや背景を理解するのに役立ちます。現場の雰囲気や状況を第三者に伝える際にも有用です。

5. 法的保護の強化

特に、ハラスメントや脅迫などの状況において、ボイスレコーダーは被害者を保護する強力な手段となります。記録された音声は、加害行為の証拠として法的に認められることが多く、被害者の主張を裏付ける強力な支援となります。


重要性とともに、注意点もあります。

法律の遵守

 録音が合法であるかどうかを確認する必要があります。国や地域によっては、相手の同意が必要な場合があります。

プライバシーの尊重

相手のプライバシーを侵害しないよう注意することが重要です。

データの管理

 録音データは機密情報として扱い、適切に管理することが求められます。


こう調べてみると、黙って録音はいいのか?
盗聴にならないかの議題が出てたりもしました。
違法な録音の場合は証拠にならないものとの記載もありました。

そうなるとやはり、自分一人での判断は厳しくなってきますのでしっかり専門家の意見は聞く必要性があるかと思います。

私の場合は、弁護士さんの相談の前にもうすでに同時進行でいろんなことが進んでいてこれじゃ証拠も残せなくなってしまいかねない事もあったので証拠にならなかった時は、その時はその時で判断しようと録音をしました。


「民事訴訟においては、裁判官の自由心証主義(民事訴訟法247条)の下、証拠能力を制限する規定はありません。」


 もちろん、証拠能力の問題と証明力(証拠力・証拠価値)の問題は別の問題ですから、証拠能力が認められるとしても、証明力(証拠力・証拠価値)が低く、結果として要証事実が認定されないこともあるようですので、そこは十分に検討する必要があるようです。







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