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相談を有意義なものとする為にしていたこと(パワハラ事例)


1.時間配分を設定して考えておく

私の話で時間が無くなるのが嫌だったので、
弁護士さんとのお話の方が数千倍も為になるのでこのように設定しました。


2.時系列・関係当事者を整理

※パワハラの場合で記載しています。

・入職日
・パワーハラスメントの起きた日
・複数ある場合は、(0/0~0/0)に簡単に何回あったのか

(当事者)
・私
・院長=パワハラをした人
・複数いる場合は、主な人


3.パワハラの定義を整理

・パワハラの定義に、今回の私の状況とを照らし合わせる
【職場において行われる①優越的な関係を背景とした言動であって、②業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、③労働者の就業環境が害されるものであり、①から③までの3つの要素を全て満たすもの】

①優越的な関係を背景:該当する
使用者である院長と、労働者である私の立場を明確に

②業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの:該当する
内容は複数あるが、その発言内容について具体的に重要なものを箇条書き

③労働者の就業環境が害される:該当する
パワーハラスメントによって、精神疾患を患ったこと。
出勤停止命令と一方的な勤務日削減を強制されたこと。


4.証拠のあるなしをまとめる

今回は、パワーハラスメントによっての相談予定なので
場面ごとに時系列で箇条書きにする

・場面①:簡単な状況 証拠なし、当事者:あり
※証拠はないけど、④の際にこの事に言及した証拠あり 
 また、パワハラが起こった当日の夜に当事者であるスタッフAから来た慰めのLINEのスクショ・自分から発信した内容のLINEのスクショあり
・場面②:簡単な状況 証拠あり(動画)、当時者:なし
・場面③:簡単な状況 証拠あり(ボイレコ)、当事者:あり
・場面④:簡単な状況 証拠あり(ボイレコ)、当事者:あり


5.今後について「どうしたい。」をなんとなく決めておく。


相手の出方によっては、
裁判するつもりなのでそれを最初から弁護士さんへ伝えていました。


さあ、ここまで準備ができたら、

事実確認を最優先に、感情はいれない


これを1番重要点としていています。

②場面・関係当事者→④場面毎の状況証拠→⑤今後

を伝える事で圧倒的に時間短縮になります。
細かい所は、後から聞かれたら伝えます。


物的証拠と事実確認で弁護士さんは
今後どのような対応ができるかを判断してくれます。


どうでしたか?

3.パワハラの定義の確認をみておくことは結構重要です。
まったくゼロの知識より少し整理をしていくことで理解がすすむことも弁護士さんが話している内容が理解しやすくなります。

これから、
相談に行かれる方にお役に立てると嬉しいです。

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