見出し画像

改めて日本もいいなと感じるこの頃

今まで、海外に来ると
「このまま海外にずっといたいな」とか、
「日本よりやっぱり海外が合うな」と感じる場面が多かった。

しかし、今回約1年ぶりに海外に来て感情に変化が芽生えた。

これは自分をより客観視できるようになって、
現実に目を向けられる冷静さを少しずつ獲得してきたからかもしれない。

だからそんな感情をメモ感覚で残しておこうと思う。


今まではキャリアに関しても、「新卒一発で海外就職!!」っていう目標を掲げていたりもした。
それは学部卒の22歳でチャレンジして、もし上手くいかなくてもまだ若いからいくらでもやり直せるんじゃないかっていう想いがあったからそう思っていた。
ただ、院進学を決め、1年の留学も行こうとしている今の自分は、卒業する時は25歳になると考えられる。

もちろん、自分のやりたい勉強をやれるからそこに不満は一切ない。
しかし、なんとなく歳を気にしてしまうというのは正直な感情。
25歳なんてまだまだ若いと思われるかもしれないが、22歳の自分は3年後の自分をうまくイメージできていない。

周りが社会人になるケースが圧倒的に多いため焦りを感じる。
そしてあと3年間学生をすることに、ちょっとした不安も感じてきている。
焦りと不安を感じると、周りの人に合わせて安定してそうな道に進みたくなる。

だからこそ、新卒で海外チャレンジというは現実的ではないとも感じてきている。

将来的な海外チャレンジをしたいとは思っているが、急ぐ理由はないと思うようになってきた。

昔キャリア相談をしていただいた先輩たちに何度も言われたことを、今になってやっと理解している感じだ。

そうは言っても、キャリアのスタートを決めるのはまだ先のことなので、色々なアイデアを吸収しながら最終決定していこうと思う。


海外生活に関しても、日本がいいなと感じる場面がある。
どんなに海外が好きでも、自分は日本で生まれ、日本で育ってきた。
典型的な日本人の1人なのである。

当たり前だが、海外で日本の常識は通用しない。
もちろん広い寛容性を持って、異文化理解に努めようとしているつもりだ。
ただ、自分の身の危険を感じる場面に出くわすと、「日本なら…」と頭をよぎる。

今までは日本との違いを感じることに楽しさを感じ、海外によく行っていた。
しかし、今世界で広がる感染症に異国の地で感染する怖さ、感染したらどうなるんだろうという不安から、日本が恋しくなる場面がある。

食も、海外では日本食ではないものを味わえるため、楽しみの一つでもある。
でもそれがずっと続くと、日本にいる家族の作る料理が恋しくなったりする。

今回カンボジアに来る前に、日本国内で親友と日帰りドライブ旅行をした。
横浜から御殿場へ移動。富士山を近くに感じた。
そして、富士山を見れる露天風呂で入浴をし、さわやかのハンバーグを堪能。
ああでもない、こうでもないと色んなことを話しながら帰宅。

露天風呂と富士山という日本の良さが凝縮された1日だった。
だからこそ、水シャワーを毎日浴び、バイクと車の渋滞の光景を毎日のように見ると日本が恋しくなってくる。


プノンペンでカンボジアの人と、現地の生活をして約1ヶ月が経過した。
少しずつ日本の良さが恋しくなってきたため、このようなnoteを書いてみた。

でもきっと、日本に帰国して海外に行けなくなると、また「海外に行きたい」、「日本は合わない」と、ないものねだりになる。
そんな時に、このnoteを読み返して日本の良さを思い出したいと思う。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?