日常:2019/3/29 年度末を探し歩いた
3月末、賑やかな新宿の深夜。喧騒をかわして、疲れた身体をホテルに運ぶ。送別会の群れが、至るところで笑い声をあげている。許されそうな雰囲気に甘えたい。年度末に置いてけぼりになりたい。まだ、タスクは終わっていないのである。
フラフラとたどり着いたホテル。受付のシュッとした男性が、ひしゃげた表情で「予約がありません」と言う。疲れた身体、すべてベッドに預ける気マンマンな僕は、わりと動揺してスマホの予約メールを確かめる。「宿泊日:4月28日」自分の誕生日だ。いや、ん、まて、今日は3月