映画「ウォルター少年と、夏の休日」を観て

2003年公開のアメリカ映画。父親のいない少年ウォルターが、大叔父さん達の元に預けられ、成長していく話。

 これこそ理想的な教育ではないかと思わせる映画。やっぱり、甘やかすのと愛情とは、全然違うものなんだと再認識した。

 大叔父さんのハブとガースは、かなり無茶苦茶である。無茶苦茶であるがしかし、自分達の人生を最高に楽しんでいる。その様はまさに豪快の一言。その豪快さと、愛を携えた二人の生き様は、ウォルター少年に多大な影響を与えるだろうと思われる。

 また、劇中で印象に残る台詞といえばやはり、「信じることに本当かそうでないかは関係ない」から始まる台詞であろう。ここは感動した。人生の大先輩にこういうことを言われたら、一生忘れられないだろう。

 大叔父さん達と過ごした夏の休日、ウォルター少年にとって、かけがえのないひと時になっただろうと思われる。

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