自分のTOCFL勉強法 1

台湾中国語の試験のTOCFLは、中検やHSKに対して、情報が少なく、また教材も少ないです。
自分は、以前に中国大陸の中国語(北京語)を習って、ある程度の語彙や文法は理解できていました。また、妻が台湾人で子どもに中国語で話しかけたり、台湾に行ったり、日本国内でも台湾人と接したりする機会があるので、大陸中国語と台湾中国語の違いや共通性を感覚的には知っていました。
これから紹介するのは、私のように大陸中国語を習っている前提で、TOCFL対策をする人の為の勉強法です。

語彙の置き換え


試験を受けるのであれば、最終的には模試で試験形式に慣れる必要がありますが、まずは簡体字で習った語彙を繁体字に置き換える必要があります。字面だけでなく、発音も台湾の発音には大陸とは違いがあります。また、同じものでも全く違う漢字、発音になってしまうものもあります。それらは、台湾語(國語、閩南語などともいう)由来の単語、日本語由来の単語などである事が多いです。
お勧めの教材はアスクから出ている『台湾華語単語』シリーズ(林虹瑛 著)です。レベル別に3巻ありますので、ご自身が受けるレベルに合わせて下さい。音声つきです。拼音と注音併記ですので、拼音が分かっていれば発音記号を確認できます。もう一つ、音声は無いですが、開成出版の『台湾中国語入門 カンタン楽しく覚える台湾國語』(佐納 康治 著)も、大陸中国語と台湾中国語の比較を織り交ぜながら、語彙、文法、文化などが理解できる本なので、流し読みすると大陸と台湾間の違いの全体的な見通しが立って参考になります。日本人著者だから気づく学習上の注意点などは、参考になると思います。

台湾華語単語シリーズ3巻のうち2冊


台湾中国語入門 カンタン楽しく覚える台湾國語



さて、以下の取り消し線部分、まだまだ書こうと思いましたが、書く時間、清書する時間がないので、取りあえず次回以降にまわします。悪しからず。

文法の差異への慣れ


これは、学習しているうちに感覚的に慣れていくので、改めて一生懸命練習する必要はないです。どういうポイントがあるかを知っておくと効率的なので

前回記事は下記リンクから


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