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読書記録「月まで行こう」

▼読んだ本
「月まで行こう」
・著 / チャン・リュジン さん
・訳 / バーチ美和 さん
・光文社

簡単なあらすじ

同じ会社に勤める、女性3人のお話。
20代後半で、独身、経済的な余裕もない。
あるとき、仮想通貨への投資を始め、仮想通貨の価値の上昇・下降によって気持ちが揺れ動きながら、今後どう生きていくかを考えていく。

考えたこと

 もし私が大金持ちになったらどうするかな?と考えた。
 私だったら、まずは自分の部屋を居心地の良い空間にしたい。基本的に家でのんびり過ごすことが好きなので、日々を心地よく感じられるようにしたい。
 そのあとは、何か物を買うより、経験に使いたいと思う。高級車やブランド物よりも、色んな国や地域に行ってみたり、美味しいものを食べたり、一度は高級なホテルにも泊まったりしたい。日々の生活を心地よく豊かにしながら、たまに特別な経験をしたい。(おそらく私は、貯金して少しずつ使いそう。)
 これが、私がやりたいことだ。

 でも、仮想通貨などに投資して、リスクを伴いながら、一気に大金持ちになる可能性に賭ける、ということは私はしないだろう。夢見るのは楽しそうだが、毎日仮想通貨の価値を気にしながら生活するのは、気持ちが疲れる。それならば、堅実にコツコツと働いて、日々の楽しみを味わっていきたい。
 働くことは、そんなに嫌なことなのだろうか?アルバイトをしているとは言え、まだ学生の私には働くことの大変さがきちんと分かっていないのかもしれないが、働くことの中にも嬉しさがあるだろう(あってほしい)し、仕事も楽しみたい。社会人になったら考え方も変わるのかもしれない。この物語の3人にもっと共感するのかもしれない。
 だが、今の私は、コツコツ働いて、働く中にも楽しさを見出して、日々楽しく暮らしていきたい、と思う。

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