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「おもしろい人」になりたかった。しかし、僕はなれなかった。

お笑いブームの高校時代

高校時代、テレビでは「レッドカーペット」や「あらびき団」といったお笑いネタ番組が多く放送されていた影響もあり、学校ではギャグ、モノボケといったお笑いノリが毎日のように繰り広げられていました。そんな学生にとって「おもしろい」というステータスはすごく大事でした。僕も「おもしろい人」になる為、色々な事を考えたのですが、周りの友達からは「面白くない」と言われることが多かったし、さらに学園祭でお笑いライブでめちゃくちゃスベったりもしました。そんな経験から、自分は「おもしろい人」にはなれないと思うようになっていきました。

「おもしろい人」とは

大学時代、ヒッチハイクで関西から東京まで行ったり、カナダ留学をした時に現地人と仲良くなる為の100人規模の国際交流イベントを開催しました。そんな自分がしたい事をしていると、周りからは「なんでそんな事するん?お前っておもしろいよな」と言われたりする機会が増えてきました。「おもしろい=芸人」という考えだった僕はその言葉にすごく疑問を感じましたが、「おもしろい」という言葉には色々な意味があるのだと気付くきっかけになりました。英語には「おもしろい」という意味を持つ「funny」と「interesting」と二つの言葉があります。「滑稽的な面白さ」と「興味深い」という違いです。ヒッチハイクをしたり、イベントを企画した時に友達が言ってくれた「おもしろい」は「お前って興味深いな」って事だったと思います。

滑稽的なおもしろい人」になりたかった。しかし、僕はなれなかった。

ただ「興味深さのあるおもしろい人」になる事を諦めた訳ではない。

「おもしろさ」=「アイデア」×「表現方法」

「アイデア、発想、視点」が「表現されて形になったモノ」の評価として「おもしろい」があるのだと思います。一発ギャグやモノマネもアイデアや発想を表現する方法の一つにしか過ぎないのです。僕は一発ギャグなどの表現方法は得意ではなかったのかもしれません。しかし、アイデアを形にする表現方法は他にたくさんあり、ヒッチハイク、イベントを企画といった表現方法もあるのです。

アイデアの力で世界をおもしろくしたい

これ今の僕の目標です。たくさんの「アイデア」考え、色々な「表現方法」を通して形にしていき、多くの人にとっておもしろい世界をつくりたいと思っています。そして、そんな僕の考えゴトをnoteという表現方法を通してを発信していき、少しでも「この人おもしろいな」って思ってもらえると嬉しいです。