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点検 広島市の平和行政

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広島市の松井一実市長は4期目を迎えた2023年から、独自な平和行政を展開しています。 ①児童生徒の平和副教材から「はだしのゲン」や「第五福竜丸」の記述を削① ②パールハーバーと平…
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記事一覧

JCJ機関誌「ジャーナリスト」がヒロシマ、ナガサキ特集

8・6ヒロシマ、8・9ナガサキを特集した日本ジャーナリスト会議の機関誌「ジャーナリスト」…

8・6ヒロシマで何が起きたのか

広島は8月6日、79回目の原爆の日を迎えた。今年は、広島市が打ち出した平和記念公園の入園規…

職員研修での教育勅語引用の中止要請と質問 松井市長に提出

 教科書問題を考える市民ネットワーク・ひろしまと日本ジャーナリスト会議広島支部は2月16日…

広島市長の教育勅語引用研修の文字起こし

広島市の松井一実市長が職員研修で教育勅語を引用し、民主主義的な要素もあるなど、現憲法下で…

パールハーバーは核ミサイル模型も展示平和公園とは真逆の戦争記念館

広島市の平和公園ガイドの人たちがハワイのパールハーバーを視察し、2月2日に報告会が開かれ…

黙っていてはいけない 2024年の年頭にあたって思うこと

岸田首相は、大軍拡路線に大きく舵を切った。これは、安倍政権時代から続く「戦争する国づくり…

原爆投下の免罪符として利用されるパールハーバーと広島平和記念公園との姉妹『公園』協定

「教科書問題を考える市民ネットワーク・ひろしま」の岸直人さんに寄稿していただきました。情報公開請求によって広島市が開示した公文書や広島市との交渉をもとにした論考です。JCJ広島は、教科書ネットひろしまと協力して、この問題に取り組んでいます。 はじめに  私たちは姉妹公園協定に係る開示資料の分析をすることによって、米国政府の意図を実現するために結ばれた不平等で不公平で欺瞞に満ちた協定だということがわかってきた。  「不平等」というのは、米国政府から広島市への「姉妹公園協定を