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刑事政策文献情報 2022年6月

▼犯罪心理学研究59―特別号
〈日本犯罪心理学会第59回大会発表論文集〉
・Complex PTSDに焦点を当てたプログラムの試み……岡村麻梨佳ほか

・司法領域における芸術療法の適用に関する研究動向について……鍋島宏之ほか

・痴漢事犯者に対する性犯罪再犯防止指導の効果……新海浩之,平野貴子

・少年院での体験が非行からの離脱に及ぼす影響 (1),(2)……林秋成ほか

・少年鑑別所入所者の性差から見た女子非行少年の理解と処遇―小児期逆境体験(ACE)を中心に……西澤朋枝ほか

・知的障害者に対する取調べにおける障害の気づきと配慮……渡邉和美ほか

・再犯リスクコミュニケーションに関する予備的検討……高橋哲

・特殊詐欺事犯者の心理・社会的特徴……服部真人ほか

・開放処遇施設における受刑者の逃走リスクについてⅢ―危機場面と適応過程のモデル化……福場和雄ほか

・窃盗、性犯罪加害のロールシャッハテストの力動的考察……中村大輔

・処遇困難受刑者を対象とした集団芸術療法適用における臨床的変化について……山口昭子ほか

・支援教育課程Ⅲにおける音楽ナラティヴ・アプローチの導入と臨床的変化……松本佳久子

・窃盗再犯防止指導における「音楽ナラティヴ・アプローチ」の適用と語りの分析―感情表現に着目して……津村征吾ほか

・加害者臨床とは何か……佐藤璃奈

・多文化共生プログラムの社会復帰後における効果と課題……沼田好司ほか

・児童自立支援施設におけるアンガーマネジメントの実施について……川端壮康

・非行少年における報酬への反応性と知能・性格・態度との関連……今村悟也ほか

・被養育経験がセンセーション・シーキングを媒介して逸脱行為に及ぼす影響―数井ひな,岡本英生

・非行少年の家族への態度及び家族関係の問題性と人格特性との関連についての探索的研究……青木千景ほか

・特殊詐欺事犯の罪しょう感に関する研究……森田未希ほか

・褒められ・叱られ経験が親子関係を媒介して逸脱行為に及ぼす影響……小林芽琉,岡本英生

・少年鑑別所における非行少年のP-Fスタディ反応の分析―超自我因子の観点から……加藤美沙,南卓志

・セルフコントロールと時間的展望が社会的迷惑行為に与える影響……関嵐月,岡本英生

・犯罪と立ち直りにジェンダーが与える影響(1)―職員の意識調査の分析から……今村有子,内山博之

・犯行領域の個人内変動の大きさと関連する犯行特徴について……横田賀英子ほか

・更生保護施設の運営の現状に関する実態報告……小俣謙二ほか

・女子受刑者の小児期逆境体験(ACEs)に関する研究(2)―発生時期及び頻度に着目して……末信祥穂ほか

・妨害運転に関する事件資料に基づく被処分者の認知・感情に関する質的分析……小菅律ほか

・受刑者の子の養育に関する男女比較(1),(2)……吉原大樹,佐々木彩子

・法務少年支援センターにおける個人援助の終結の在り方について……東海林弓月ほか

・TATの研究の動向について……中島賢ほか

・非行少年における報酬への反応性と処分歴との関連……片桐弘明ほか

・少年鑑別所における被観護在所者に対するサークル・テストによる特性理解の試み……山口義弘

・再犯リスク尺度 Inventory of Offender Risk, Needs, and Strengths (IORNS) 日本語版作成の試み……浅見祐香ほか

・男性受刑者の再犯リスクと反則行為の生起との関係についての検討……鈴木純一ほか

・受刑者の就労に関する心理的な要因を測定する尺度作成の試み……山岡あゆち

・非行のある子の親が初回面接に訪れるまでの主観的体験……前田将太

・アイオワギャンブル課題を用いた非行少年の意思決定における特徴の検討 (3)……仲里雄希ほか

・性的問題指導の事前・事後アセスメントに見られるTAT反応の特徴について―再入/非再入の視点から……依田茂久ほか

・女性薬物事犯者の動機等に関する分析―PAC分析を活用した処遇調査の試行……平川奈々,山下啓子

・文章完成法を活用した心理アセスメント―着眼点(形式面)の洗い出し……岡田拓ほか

・男性受刑者への特化ユニットプログラムの効果①,②……高田ゆり子ほか

・開放処遇施設における受刑者の逃走リスクについてⅡ―適応過程の考察……奥村俊樹ほか

・男性受刑者の反則行為の予測に係る要因のリスク段階の検討……石川友史ほか

〈大会企画シンポジウム〉
1 新型コロナ下での処遇・支援のオンライン化とその可能性……谷真如 (企画・司会)ほか

2 特殊詐欺の心理学……越智啓太 (企画者)ほか

3 認知行動療法の非行犯罪臨床における応用と課題―様々な臨床場面での実践を巡って……吉村雅世 (企画・司会)ほか

〈日本犯罪心理学会・一般社団公認心理士の会 共催シンポジウム〉
・司法・犯罪分野における科学者―実践家モデルに基づく公認心理師の社会貢献……原田隆之 (企画)ほか

〈公募シンポジウム〉
1 犯罪・非行臨床に活かすメンタライジング・アプローチ(2)……辻啓之 (企画・司会・話題提供者)ほか

2 少年の立ち直りを支える―共通言語としての動機づけ面接を活用して……有野雄大 (企画・司会)ほか

3 司法領域におけるエビデンスの活用……嶋田美和 (企画・司会)ほか

4 矯正施設を退所した発達・精神障害等のある人への就労支援―就労移行・就労継続支援事業所の実践から……熊上崇 (企画・司会) ほか

5 実務家によるエビデンスの創出:その効用と可能性……新海浩之 (企画・司会・話題提供者)ほか


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