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「食」を変えたら、長年の持病が次から次へと治っちゃった話(1)

合同会社JC1の中井川 功と申します。最近は、自称「健康探究家」などとうそぶいて活動しておりますが、今日はなぜ私がこんなに健康マニアになってしまったか、お話ししたいと思います。
 
まず最初に告白します。私は長いこと「下痢体質」でした。思い返すと、中学1年の時には、英語の授業中におなかが痛くなり、我慢できなくて手を挙げて「トイレに行きます!」と駆け込んだ記憶があるので、かれこれ半世紀近く、自分は「下痢をしやすい体質」なんだろうと思い込んで生きてきました。
 
大人になってからはお酒も飲むようになったので、それもあってさらにおなかを壊しやすくなりました。今は断酒したのですが、少し前までは真冬でも350ml缶のビールを3-4本、毎晩飲んでいたので、まあおなかを壊すのも当然かも、ぐらいに思っていました。
 
おなかが弱い私にとって、とっても怖いもの、超苦手なものがありました。それは電車です。私は横浜市に住んでおり、前職の職場があった港区虎ノ門まで1時間ほどかけて通勤していたのですが、なぜか電車に乗ると強烈な便意を催すのです。だから、しょっちゅう途中下車をしていました。
 
急行に乗るべきか、乗らざるべきか。毎朝、悩みました
 
自宅の最寄り駅から虎ノ門駅まで20駅ぐらいあるのですが、ほとんどの駅でトイレのために途中下車したことがありますし、駅のトイレがどこにあるか、完璧に暗記していました。電車を降りたらまっしぐらにトイレに駆け込む、そうしないとやばい!なんてことは数限りなく経験しました。

毎朝、駅に着くと、急行に乗るかどうかも悩みの種でした。急行の方が断然早いので、早く会社に着くのですが、駅を「通過中」の時に便意を催すと大変なことになりますし、特にラッシュ時は二子玉川から渋谷の間は電車が寸詰まりのようになって途中停止する可能性が高く、地獄のような時間を味わわなくてはならないのです。
 
また、私は年に1回ぐらいのペースで必ず「急性胃腸炎」を発症しました。これはものすごい腹痛と下痢症状を繰り返すもので、市販の薬では治りません。病院で抗生剤とか整腸剤とかいろいろ処方してもらってなんとか対処していました。

仕事でニューヨークにロケに行って、到着した日に急性胃腸炎になったこともあります。撮影の立ち会いどころではなくなり、1週間、ホテルでずっと寝込んでいました。
 
私は広告代理店に勤めておりましたので、プレゼンテーションがある日は、その2時間くらい前に家を出て、トイレで途中下車したとしても余裕を持ってクライアントに着けるよう、念には念を入れて時間調整をしていました。
 
そんな私の「下痢体質」ですが、2年前にピタッと消えるようにまったく症状が出なくなったのです。それは、ある「食べ物」がきっかけでした。