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362 騙し騙し生きていく。(稲田)2023/5/15
騙し騙し生きていく。一見、ネガティブに聞こえますが実は大切なスキルだと思っています。
「騙し騙し生きていく」は車でいうところの "ハンドルのあそび" に似ています。あそびがあることでハンドルを固定してもタイヤが自由に動き、まっすぐ運転しやすくなる。路面の衝撃も吸収してくれるので小さな凸凹にも対応できる。自分の自由度を担保するためにも空白の許容範囲はあった方がいいんですよね。
ハンドルのあそびとは
ハンドルを左右に軽く回した時、タイヤが動きだすまでの余裕の部分のことで、これがあることによってハンドルを固定していても、タイヤが一定の範囲内で左右に自由に動き、クルマがまっすぐに走り、運転しやすくなるそうです。
一見あそびなど無い方がタイヤの向きがしっかりと固定されるのでまっすぐに走れそうな気がしますが、路面は完全に平たんではないので、小さな凹凸にタイヤがいちいち反応してしまいクルマは左右に蛇行してしまうようです。
また、ほんの少しハンドルを動かしただけでもすぐにクルマが反応してしまうので、ふらついて運転は非常に神経質なものになってしまいます。
ハンドルにあそびがあることで自動的にタイヤの向きが変わり、路面の凹凸を吸収し、クルマは慣性の法則に従ってまっすぐに走るのだそうです。
「本当の自分」や「やりたいこと探し」もいいですが、人によっては呪いだし自分への縛りです。少なくともぼくはそう。そんなのなくてもやっていけるし、走っていれば景色も変わる。ゴールデンウィークも終わってローな気分の社会人ルーキーの皆さん、騙し騙しいきましょう。ガチガチに固めているとちゃんと走れないので。
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