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396 仕事のモチベーション。(稲田)2023/9/15

仕事のモチベーションを考える際にぼくが大切にしているのは「そもそも、受動的な仕事はモチベーションを持ちづらい」という前提です。つまり、モチベーションを持てなくて当然ねんですよね。

だからこそ、自分が興味を持てる裏テーマを案件毎に設定する必要があります。「今回は完璧なオンスケジュールを目指そう」でも、「顧客からの連絡に最速レスポンスを徹底してみよう」でも何でもよくて。

ぼくの場合は「Webの集客力を倍にしよう」とか「このコンテンツで検索1位を目指してみよう」「Aの業界から◯◯の問い合わせが生まれるか試そう」とかがよくあります。案件ごとの個人的な意図。それを持てると「言われたからやる仕事」が「お金をもらいながら自分の興味を実践する場」に変容するんですよね。

仕事のモチベーションについて多くの人が「ある/ない」「保てる/保てない」で考えがちですが、基本的に罠なので気をつけた方がいいと思っています。それは生来的な存在ではないし幻想に近い。言われからやる仕事はそもそもモチベーションが持ちづらい。種が埋まってないのにいくら水をあげても何も育たないように。

モチベーションの種を自分で埋めて、育てる方が実際的だし役に立ちます。案件の意図、日々のタスクの意図、メールを送るときの意図、MTGごとの意図、などなど。仕事において「意図」はどの局面でも生み出せます。だって、「今回はこうしてみよう」と自分で思ったらそれが意図なんだから。

ジブリの鈴木敏夫さんが「仕事は公私混同でやった方がいい」とインタビューで語っていました。モチベーションもそういうことだと思っています。


関連note

「公私混同」という仕事のスタイル

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