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416 消費に振り回されないこと。(稲田)2023/10/19
「映画館はタイパが悪い」…Z世代の4割以上が視聴前にネタバレを踏む衝撃!「予期しない感情の起伏を得ることがストレス」という記事を読みました。
「4割以上」が事前にネタバレを踏む
コンテンツの供給過多は、とくにZ世代の間で「消化できる時間は有限だから、その時間を無駄にしてまで、消費したコンテンツから不快感やつまらないという感情を生みたくない」、ある意味で消費を失敗したくないという価値観を生むことになる。 コンテンツの消費を失敗したくない、時間を無駄にしたくないと思うからこそ、スーパーの試食のようにあらすじやハイライトだけを観て消費した気分になったり、ビュッフェのように好きな音楽のサビだけ、好きな動画のおいしい部分だけを消費するような仕方が好まれるのだ。
気持ちはわかるけれどぼくはちょっと違います。
情報にあふれる世界に生きるぼくたちにとって、大切なのは「消費すること」ではなく「偏愛すること」なんですよね。愛でること。消費に振り回されないこと。
20代の頃、宮崎駿の「生産者であれ。消費者になるな」という言葉に出会ってから漠然と自分への戒めとしています。
Webサイト制作というコンテンツを生産する側ではありますが、だからこそ忘れないでいたいことだと思っています。
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