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330 「豊穣な文化の海」なのかもしれない兵庫県豊岡市に興味津々。(稲田)2023/3/27

WORDSの竹村さんと藤原印刷の隆充さんが「1万円くらいの都心でしか売らないニッチな商業出版があってもいいのでは」「そこでしか買えないは価値になるし、本は相性良いと思います。インバウンドにもフィットする」とツイートしあっていて、超ワクワクしました。取次を通さない"プロダクト"としての本。

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城崎温泉の『本と温泉』

こういう話はワクワクするなあとツイートしたら、藤原さんが「そこでしか買えない」の好事例として城崎温泉の『本と温泉』を教えてくれました。

「本と温泉」は、2013年の志賀直哉来湯100年を機に、次なる100年の温泉地文学を送り出すべく、城崎温泉旅館経営研究会が立ち上げた出版レーベルです。
城崎温泉は、外湯めぐりとあたたかなもてなし、そして松葉蟹や但馬牛などの食文化で多くの文人たちに安らぎと刺激を与えてきました。志賀直哉を始め、さまざまな小説家や詩人、歌人、芸術家が訪れた文芸の温泉地として、これからの100年読まれ続ける新しい本づくりをしていきます。小説に限らず、詩やエッセイ、紀行、写真集、アートブックなど、さまざまな表現による、愉快で驚きに溢れた本をお楽しみください。

NPO法人 本と温泉

おお、これは素晴らしい。出版元を見たら、城崎温泉旅館組合の若旦那衆が『本と温泉』というNPO法人を立ち上げて事業化されているんですね。これはたまらん。

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芸術文化観光専門職大学

城崎温泉/『本と温泉』がある兵庫県豊岡市といえば、演劇を本格的に学べる公立高等教育機関として日本唯一の『芸術文化観光専門職大学』があるんですよね。あの平田オリザさんが学長を務めてる大学で、個人的に興味津々な学校です。

豊岡市、めちゃくちゃ面白いなあ。豊穣な文化の海みたいじゃないですか。超興味が湧いてきました。


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