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vol.627 ドンキ創業者の刺激的なインタビュー (稲田)2024/9/9

ドンキ創業会長、10年後の会社運営「20代前半が主流に」

めちゃくちゃ刺激的なインタビューでした。すごくドンキらしい言葉が沢山語られていて面白かったです。すこし引用させてもらいます。

――現場重視の姿勢を打ち出す他の小売企業と何が違うのでしょうか。
「チェーンストアでなかったことが大きいかもしれません。チェーンストアは『本部のマニュアル通りにやってください』という経営手法です。その通りにできないと、本部から怒られ、できることがあたり前なので、ほめられない。我々は店作りも顧客対応もメイトに任せる。チェーンストア方式の店と、我々の店とどちらが面白いか。宗教が違うように、別世界ですよ」

――新型コロナウイルス禍など苦境のなか、過去5年で営業利益は2倍になりました。
「もう一つは、プライシング(値付け)の改革です。プライシングは小売業にとって永遠の謎。暗黒大陸かもしれません。お客さん自身は価格を事細かく調べていなくて『安い』という主観で購入を決めます。会社の利益を残しつつ、最も安く見える最高の価格を追求するために、値付けの専門職『プロフィットマネジャー』の養成を始めました」

――小売業5社目となる売上高2兆円の大台を超えました。中長期でどのような企業を目指しますか。
「むしろ、私たちは媒体(メディア)に徹するべきです。一個一個の商品別のレビューを顧客が理解して、購買決定ができる媒体としての存在価値を高めていく。未来の流通業は、そこにあると思いますね」

とてもワクワクする言葉たちですよね。ぜひご覧ください。


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