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552 働くことへの「意識の差分」や「混在する状況」を前提とする。(稲田)2024/5/17

25歳のデザイナーさんによるnote『くすぶってるデザイナーに、「デザイナー」の在り方を再定義したい』を興味深く読みました。ぼくはデザイナーではありませんが。

多くのデザイナーはビジネスに興味を持たず、デザインの技術に依存して、新しい領域に足を踏み入れることを恐れてるように感じています。もしくは怠慢。
なので今回は、ものづくり以外で価値を発揮することができていないデザイナー向けに、「デザイン以外で活躍できる領域を増やして、創出価値を最大化するにはどうすればいいか?」について考えてみたいと思います。

自分のもらっている給与と照らし合わせて、本当に見合うだけの労働だったのか、ROIの観点でやるべきことを決めることが重要だと考えています。
つまり、必要とされてない越境をするのは皆んなが不幸になるので、個人の特性と強みを活かした越境をする必要があります。
必ず越境してゼネラリストを目指せという話ではなく、自分がどのフィールドで活躍できるようになれば一番貢献できるのか?という視座の話です。

内容にある程度共感すると同時に、25歳の方がこれを書かねばと思うくらいに「働くことへの意識と時代」が変容しているのだなあ…としみじみ思いました。

上記のnoteを読んで細かいところにツッコミたくなったり違和感がある人も一定数いあるかもしれませんが、そこにあまり意味はないと思います。それよりも、このような意識で仕事に向き合う方とそうでもない方が必ず存在するはずで。それは善悪でもないし、強制すべきことでもない。ただ、働くということにおいて組織やチームはそういった「意識の差分」が混在する状況にはなるはずだし、すでになっていると思っています。

そういった「混在する状況」を前提として、ぼくたちはこれからどのように良いサービスやプロダクトを作っていくのか?という問いをどの会社も持つようになりました。企業のサイズや業種、業態に限らず。普遍的な問いとして。どちらかといえばぼくはそのテーマに興味があります。

働くことについて「意識の差分」や「混在する状況」を前提としたとき、組織やチームそれぞれの最適解を出す必要がある。それってとても難しそうですよね。とても難しい問いだと思っています。


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