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金子大地(JBN)

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2022年8月に入社した金子大地です。ディレクション業務で学んだことや感じたこと、株式会社JBNの裏側について正直に書きます。
運営しているクリエイター

#プロジェクト

スコープ外が飛んできた時の対応(金子)2024/01/09

プロジェクトを進めていると、スコープ外の話になることがあります。 その事案に対して、その場で瞬時に「できる」「できない」や「やるべき」「やるべきでない」の判断がつけばいいのですが、時には自分の持っている引き出しで回答できないケースもあります。 力不足もあってか、私はそういうケースに出会す機会が少なくありません。慌ててしまい、言葉に詰まり、アタフタしています。 そんな話を先輩にしたところ、こんなアドバイスをいただきました。 ① プロジェクトの目標に対して重要か否かを考え

システム要件の高い案件は、スタートダッシュが命(金子)2023/12/04

システム要件の高い案件が増えてきたこともあり、私のようなディレクター職も周辺知識を求められる機会が増えた。 業界未経験でこの世界に飛び込んだ私は知識が追いつかない場面が少なくない。世の中には元々エンジニアだった人がwebディレクターに転身した人もいる。横並びにwebディレクターといっても、バックボーンはさまざま。 話が逸れた。 システム要件の高い案件は通常のサイト構築のプロジェクトと異なる、気をつけなければならないポイントがいくつもある。 まわりの話を聞いている限り、

笑顔で「また会いましょう」と手を振れる関係性を築きたい(金子)2023/11/13

「終わりよければすべてよし」という言葉があるように、モノゴトの終わりは大事。 仕事でも恋愛でもなんでも、気持ちよく終わりを迎えることの効能は大きい。逆にケンカ別れで終わってしまうとお互いにツラい。 例えばwebサイト構築プロジェクト。どんなにいいサイトを作っても、サイト公開後お互いハッピーな気持ちで終われないと不完全燃焼になってしまう。 ディレクターとして「私たち、いいサイト作れたよね」「いいプロジェクトだったよね」と振り返りできるものにしたいと常々思っている。 web

相手の立場や知識量にあわせたコミュニケーション(金子)2023/09/08

今日は終日撮影。心身ともに疲れたので今日は短めに。 クライアントにとってWebサイトを作るというプロジェクトは一世一代のイベントであることを忘れてはいけないと思う。 大型ビッグイベントという意味もあるが、そもそもサイトを作るタイミングなんて数年に1回あるかないかで、参加するプロジェクトメンバーもそのほとんどが初参加になるだろう。 私たちは年間で数十サイトを制作するので、このあたりの感覚が麻痺しがち。当たり前だと思っているプロセスや提供物は、クライアントにとってはツチノコ

ディレクターとしてうれしい瞬間(金子)2023/09/01

一緒にプロジェクトを進めているエンジニアさんから「まだ完璧ではないですが、現状共有です」という進捗報告が届いて、すごくうれしかった。 ディレクターの方なら共感いただけるのではないだろうか。 これは想像だが、きっとエンジニアさんはもっと完璧に近い状態で共有したかったと思う。 エンジニアさんだけでなく、誰でもそう。モノゴトをなるべく100点に近い状態で共有したいという気持ちを抱く人は少なくないはず。私もそう。 それは未完の状態を見せることで、指摘されたり怒られたりするのを恐れて

下ごしらえが大事(金子)2023/05/24

ディレクターとかけまして、お料理ととく。 その心はどちらも「下ごしらえが大事」です。 謎かけはこれからもっと上手くなるとして、下ごしらえが大事というのは最近常々思う。 ここでいう「下ごしらえ」とは、ディレクターとしてこれから始まるプロジェクトをなるべく円滑に進めるための「準備」のこと。 ディレクターという立場上、プロジェクトが始まるにあたり色々なドキュメントやシートを用意する。 それらは基本的にプロジェクトが終わるまですべて使い続けるので、最初にちゃんと作っておくことが