護身術というか柔術というか使えねえじゃんとなった話

珍しく飲み会が続いて普段は全く乗らない【越後線】に乗った！ちなみに新潟市在住なのに車社会新潟なので【山手線】に乗る方が圧倒的に多い。越後線の電車はワンマンなので、エレベーターの押しボタンみたいなものを押さないと乗り降りの時はドアは開かない。これには最初は戸惑っていつまでもドアの前に立ったまま状態になってしまった(笑)

酔っ払いながらも頑張ってギリギリ電車に間に合った。家に帰る電車は１時間に１本なのでこれを逃すと痛い…田舎あるあるだ。中途半端に混んでるので座らずドア付近に掴まりながら立つことにした。眠って駅を乗り過ごすのを防ぐ目的もある。ほろ酔い気分良い感じで２駅過ぎた頃、大声が聞こえ始め『俺達の税金で生きてる』だの『市長が何たら区長が何たら』だの『名刺出せ』とか２人組のサラリーマン風の方（もしかしたら市職員か県職員）に絡んでる体格の良い酔っぱらいがいた。

だんだんエスカレートしてきて『◯ろす◯ろす』と連呼始めた。横目で動向を少し気にしながらいつでも動ける臨戦態勢に切り替えた。後ろポケットに入れてある財布を前のポケットに入れ替えて多少動いても財布を落とさない準備、スマホも落とさないように確認してたら酔っぱらい◯ンビラが相手を駅に降ろそうと手をかけ始めたので、横向きから正面向いて１本足を踏み出そうとした瞬間に近くの方が『誰か来てください』と大きな声を上げた！そしたらその◯ンビラは怯んで威勢が無くなった…そう私の柔術の出番が一瞬で無くなったのだ。柔術より大きな声を出すだけでその人を守ったのだ。

護身術とは何ぞや？静かに近づいて制圧を考えた私より大きな声で助けを求める勇気が本当の護身術になるのかと驚いた。でも大きな声を出した方に逆上して殴り掛かる可能性も捨てきれないので何が正解かはわからない。そんな事を考えながら今日もアジカタンBJJで練習をした私である。

何か護身術についてアドバイスやご意見などあったら是非山田まで連絡してくれたら嬉しい。