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視聴者増加にも取り組みます、という話

いよいよ、大会まで5日となりました。
感染症への対応には終わりはなく、いまだたくさんの作業が行われています。

他方で、大会そのもののPRが足りていないのでは?と、大会開催に理解いただく方からはご意見がありました。
たしかにその通りで、いままで、私たちが国際大会を実施する上では、有料観戦者数に拘っており、プロモーションにも力をいれていました。毎日、チケットの残部数を確認しながら、より多くの皆さんに買ってもらおう、そして、実際に足を運んで見ていただこうと、着券率にこだわった施策を展開してきました。

初回の記事「開催にあたって説明を強化していきたい」でも触れましたが、今回、大会開催にあたっては、開催そのものを心配する、不安に思う声があることを私たちは感じていました。そのため、いつものように、大会開催発表と同時に、チケットセールスの開始・プロモーションの展開というやり方に、違和感を持つ方がいるのではないか、それは大会開催につながらないのではないか、と考えました。

そこで、大会開催の発表以降、独自にnoteやブログで、マスメディアには掲載されにくい背景情報の説明を実施。また、マスメディアにおいても、開催方法やコロナ対策などをできる限り露出できるよう取り組んできました。

実際、マスメディアでも感染症への対応について、以下で取り上げていただきました

これらの情報発信は、まだ継続しています。また、私たちが「惑って」いる気持ちも、まだ共有していくことでしょう(大会開催1週間を切ってもなお、中止にせざるを得ない要因は残っています)。

そして同時に、最後のこのラストスパート期間は、全力で大会開催とその視聴案内をアピールしていきたいとも思うのです。感染症対策の情報発信の積み重ねの上に、その発信のあり方が、少しでも多くの人に理解されれば良い、その上で、強く発信ができたらと思います。

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最後のPR期間は、視聴者増加に向けてビジュアルも複数種類展開します


私たちは、開催にあたり、改めて本大会の趣旨を趣意書にまとめました。ブラインドサッカーの国際大会が開催される意味を、最大化すべく試みは行っていきたい。ひっそりこっそり大会を行うのではなく、より多くの人に知ってもらう・視聴してもらうことで、いまパラスポーツがなぜ必要なのか問題提起となり、私たちのビジョンである「混ざり合う社会」へつながっていくと考えるからです。

見えない闘いは、ここにもある。
果たして、開催すべきだろうか。
果たして、世界は待ち望んでいるだろうか。
世界が「見えない」闘いにある今、私たちにできることはあるのだろうか。
答えが見えない中で私たちができることを。
社会と、皆さんとともに実現できるやり方で。
それこそが、私たちにとっての闘いなのだから。

文責
松崎英吾(NPO法人日本ブラインドサッカー協会 専務理事兼事務局長)
宮島大輔( Santen ブラサカグランプリ 2021 運営委員長)