2024.07.20 秋の麒麟草/台湾人参木/大金鈴花/着せ綿・鏨菜/白山女郎花/味噌川草/妙義唐松/槐
秋の麒麟草(アキノキリンソウ)
学名 :Solidago virgaurea var. asiatica
科名 :キク科
属名 :アキノキリンソウ属
原産地:日本、朝鮮半島
和名の由来は、麒麟草(キリンソウ)に花の様子などが似ていて、秋に花を咲かせることから。麒麟草はベンケイソウ科であり本種はキク科であるので花形が似ているだけで全くの別種です。
台湾人参木(タイワンニンジンボク)
学名 :Vitex negundo
科名 :シソ科
属名 :ハマゴウ属
原産地:中国、台湾、東南アジア、アフリカ
花にかすかな芳香があり香料、果実は球形で黒熟し薬用と使われます。
大金鈴花(オオキンレイカ)
学名 :Patrinia triloba var. takeuchiana
科名 :スイカズラ科
属名 :オミナエシ属
原産地:日本
京都府舞鶴市と福井県大飯郡高浜町境にそびえる青葉山にのみ自生します。
着せ綿、鏨菜(キセワタ)
学名 :Leonurus macranthus Maxim.
科名 :シソ科
属名 :メハジキ属
原産地:日本、朝鮮半島、中国大陸(東北部・北部)、ロシア沿海地方
「着せ綿」の和名の由来は、花冠の上部に白い毛が多くあり、それを「花に着せる綿」に見立てたことから。
白山女郎花(ハクサンオミナエシ)
学名 :Patrinia triloba var. triloba
科名 :スイカズラ科
属名 :オミナエシ属
原産地:日本
別名、小金鈴花(コキンレイカ)。黄色い花が鮮やかな女郎花の近種で、標高の高いところに分布しています。
味噌川草(ハクサンオミナエシ)
学名 :Nepeta subsessilis
科名 :シソ科
属名 :イヌハッカ属
原産地:日本
和名の由来は、木曽川の源流部である長野県の味噌川に由来します。
妙義唐松(ミョウギカラマツ)
学名 :Thalictrum minus var. chionophyllum
科名 :キンポウゲ科
属名 :カラマツソウ属
原産地:日本
群馬県と埼玉県に分布し、和名の由来は、植物学者の久内清孝氏が群馬県の妙義山中から標本を採集したことから。
槐(エンジュ)
学名 : Styphnolobium japonicum
科名 :マメ科
属名 :エンジュ属
原産地:中国
日本には古くに渡来し、花蕾や莢は生薬にされました。日本へは8世紀には渡来していたとみられます。
和名は古名「えにす」が転化したもの。
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