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2024.07.06 大浜桔梗/女郎花/下り花/月見草/唐藤空木/棗



大浜桔梗(オオハマギキョウ)

学名 :Lobelia boninensis Koidz.
科名 :キキョウ科
属名 :ミゾカクシ属
原産地:小笠原諸島

小笠原諸島の東島、母島とその属島に自生するキキョウ科の固有植物です。他の植物が生えないような海岸近くの崖や日当たりの良い草地に自生しています。茎の上部に細長い披針形の葉が何枚も輪生状に集まります。この姿から、自生地では千枚葉(センマイバ)と呼ばれています。


女郎花(オミナエシ)

学名 :Patrinia scabiosifolia
科名 :オミナエシ科
属名 :オミナエシ属
原産地:日本、中国~東シベリア

和名の由来は、同属で姿がよく似ている白花の男郎花(オトコエシ)に対する。別名では「敗醤」。花を室内に挿しておくと、やがて醤油の腐敗したような匂いになっていくことに由来します。


下り花(サガリバナ)

学名 :Barringtonia racemosa
科名 :マメ科
属名 :デイゴ属
原産地:アフリカ東岸部、インド、東南アジア、太平洋地域に及ぶ熱帯・亜熱帯に分布。日本では南西諸島(奄美大島以南)に自生。

花は一夜限りと短命で、開花翌日の午前にはめしべを残して散ります。

まだ蕾です。


月見草(ツキミソウ)

学名 :Oenothera tetraptera
科名 :アカバナ科
属名 :マツヨイグサ属
原産地:メキシコ

日本へは江戸時代に鑑賞用として渡来しました。花は夕方の咲き始めは白色ですが、翌朝の萎む頃には薄いピンク色となります。


唐藤空木(トウフジウツギ)

学名 :Buddleja lindleyana
科名 :フジウツギ科
属名 :フジウツギ属
原産地:中国

日本に自生する藤空木より色が濃く、観賞用として中国より渡来。 別名は古くから沖縄で栽培されていたことから琉球藤空木(リュウキュウフジウツギ)。


棗(ナツメ)

学名 :Ziziphus jujuba
科名 :クロウメモドキ科
属名 :ナツメ属
原産地:南ヨーロッパ、中国北部

日本への渡来は奈良時代以前とされ、6世紀後半の遺跡から果実の核が出土してます。和名は夏に入って芽が出ること(夏芽)に由来します。



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