見出し画像

2024.08.14 亜麻/大帽子花/皁莢・梍/屋久島椿/石榴・柘榴



亜麻(アマ)

学名 :Linum usitatissimum L.
科名 :アマ科
属名 :アマ属
原産地:カフカス地方から中東

日本では、江戸時代元禄年間に、江戸の小石川付近の薬草園(小石川御薬園)で、種子(亜麻仁)を薬種として使用するために、種子が輸入され栽培された記録があります。

暈けてしまいました。
上同様、暈けてしまいました。


大帽子花(オオボウシバナ)

学名 :Commelina communis L. var. hortensis Makino
科名 :ツユクサ科
属名 :ツユクサ属
原産地:露草の栽培変種

夏期(6月から7月)の早朝に、露草に似た青い大型の花を開花させます。その花弁は京友禅の下絵を描く染料になる青花紙の原料として用いられ、滋賀県草津市を中心にした湖南地方で江戸時代中期から栽培されています。


皁莢、梍(サイカチ)

学名 :Gleditsia japonica Miq.
科名 :マメ科
属名 :サイカチ属
原産地:日本、朝鮮半島、中国

木材は建築、家具、器具、薪炭用として用いらています。莢(さや)にサポニンを多く含むため、油汚れを落とすため石鹸の代わりに、古くから洗剤や入浴に重宝されていました。幹から枝が変化した鋭い棘が生えます。


屋久島椿(ヤクシマツバキ)

学名 :Camellia japonica L. var. macrocarpa
科名 :ツバキ科
属名 :ツバキ属
原産地:日本

藪椿の変種で、屋久島を含む九州南部~沖縄にかけて分布します。 椿に比べ実が林檎ほどに大きいことから林檎椿とも呼ばれます。

屋久島椿の実
屋久島椿の実


石榴/柘榴(ザクロ)

学名 :Punica granatum L.
科名 :ミソハギ科
属名 :ザクロ属
原産地:西南アジアや中東

原産地については、トルコあるいはイランから北インドのヒマラヤ山地にいたる西南アジアとする説、南ヨーロッパ原産とする、カルタゴなど北アフリカ原産とする説などがあります。古代エジプトや古代ギリシャの文書、旧約聖書、バビロニア・タルムード、コーランにも頻繁に登場する植物です。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?