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行動できない時の魔法の法則「3秒ルール」

アジア消費者マーケターのNobuです。

突然ですが、行動したいけど行動できない時ってありませんか?

不確実な時代、どのビジネス書にも「行動が大事だ!」とか「やってみてから考えろ!」とか行動することの重要性がことさら強調されています。

でもですよ、、
それで人が行動できたらどのビジネス書も「行動の重要性」なんて声高と説かないですし、大抵のビジネス書が言いたいことを一言でまとめると「行動せよ」だと思っているので、それらの書物が不要になる訳です。

実際のところは、

行動したい!でもやる気が出ない。
行動したい!でも失敗したらどうしよう。
行動したい!でも周りの目が気になる。

こんなことを思って尻込みしてしまう方も多いのではないでしょうか。

必要なのは「気合」より「仕組み」

結論からいうと、行動できない時に「意思」に頼ると大抵の場合失敗するので、「行動できる仕組み」を作ってあげると良いです。

なぜかというと、「意思」というのはその時その時によって強弱がブレるからです。

人生うまく行っているときや幸せなときは勢い付いているので、難なく行動に移すことでしょう。しかし、人生山あり谷ありなので、いつでもその勢いを維持し続けることはできません。

また、一日の時間帯の中でも、リフレッシュしている朝には行動ができるという人もいれば、お酒を飲んだ後に大胆な行動ができるようになるという方もいらっしゃるでしょう。

継続的に結果を出し続けるには行動することが大原則ですが、行動力のムラやブレをなくすことで、最終的にはより良い結果や学習に繋がっていくと思うのです。

その時に重要な考え方となるのが「3秒ルール」であり、本日はその効用についてお伝えしていきます。

3、2、1...Go!

3秒ルールと言ってもたったこれだけなので、もう解説の必要がないくらいシンプルです(笑)。

何かやりたいこと/やるべきことを思いついたら3、2、1と数えて0になる前に身体を動かす、たったこれだけでオッケーです。

3秒ルールのメリットとして1)シンプルで簡単 2)できない理由を考える時間がない 3)より多くの学習ループを回せる、があります。

①シンプルで簡単

上述した通り、3秒カウントするだけなので、誰でもできますし、今すぐ実践できます。

また、目覚まし時計みたいに何かモノを購入する必要はありません。

②できない理由を考える時間がない

3秒ルールの1番のメリットはこれなのですが、人は言い訳を考える天才なので、時間があるとすぐにできない言い訳を考えてしまいます。

これは生物としての防衛本能のためにリスクを回避する癖があるという文脈で必ずしも悪いことではないのです。

しかし、実際のところは人生でリスクを0にすることはできませんし、リスク=リターンなので、リスクを回避すればするほとリターンの少ない人生になってしまいます。

翻って、3秒ルールにおいては3秒以内に行動を開始せざるを得ない状況に身を置くことになるので、できない理由を考える前に身体が動くことになります。

なお、全米で100万部のベストセラーになった「5秒ルール」という書籍があるのですが、個人的に5秒は行動を開始するまでの時間としては長すぎるように思います。

「今でしょ!」で有名な東進ハイスクールの小林修先生が『人は5秒で言い訳を考える天才』と言っているように、5秒だと人によってはできない言い訳を思いついてしまうのです。その点を鑑みると3秒が丁度良いと感じます。

③より多くの学習ループを回せる

これは行動した後の話になるのですが、行動した後に「成功」したか「失敗」したかは極めて自分の主観でしかない訳です。

客観的には、行動の後にあるのは「学習」のみです。

人間は「学習する動物」と言われますが「学習」こそが我々を進化させるのであって、3秒ルールでより多くの行動をすることで、結果としてより多くの「学習」がもたらされます。

まとめ

長々と綴ってきましたが、ミソは「考える前に行動」することであり「脳を騙す行動」とも言い換えられるでしょう。

3秒ルール自体は昔から存在している法則ですが、このルールによって行動できないと感じている皆さまの背中を押し、より多くの「学習」を得られるようになれれば幸いです。

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