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Hiro-pon
2019年9月28日 22:10
仲良くなった人たちは僕の前から去ってゆく僕はただひとり荒野をさまよい歩く羊のように群れに背を向けるあと、どのくらい別れを経験しなければならないのだろう『最後まで耐え忍ぶ者は救われる』聖書の一説を思い出し僕は静かに靴紐を結び直す
2019年9月22日 08:24
あのトゲトゲしい風貌からは想像もつかないくらいの綺麗な花が咲いていたもしかしたらおれの嫌いなあの人にもきらりと光る何かがあるのかもしれない
2019年9月17日 21:37
そこに名前なんてものは無くただ男と女が愛し合っていた日が昇れば人々は歓喜し太陽が沈むまでダンスしたそこにいる人々に所有という概念はなく全ての人が愛の対象だった雨が降っても雷が鳴っても宴は続いたあきれた神様は彼らに名前を与えたやがて人々は個に目覚め境界線が引かれ「寂しい」という感情を手にした最初の詩人はこのようにして生まれた
2019年9月14日 11:54
嫌いになれたら楽なのにね最後に君は言ったそうだねぼくは君のことが大嫌いになったからいまは楽な気持ちで生きている誰も悪くない選んだ相手を間違えただけ雨は嫌いだあの日を思い出してしまうから