映画「まる」感想
昨日、映画「まる」を見てきました。
予告映像でなんか面白そうな雰囲気があって、
試しに見てみたいなぁと思って終わってしまう前にパッと見に行ったら、
その劇場がなのかわからないですが、
お客さんが全然いなくて予告は面白そうだったのに意外に入ってないのかなと少し不安になりました。
内容は、
さわだという男性が美術アシスタントの仕事をクビになってしまいベンチで途方に暮れてると、
隣にいた謎のおじいちゃんが⭕️の話をしてきて不思議だなぁと家に帰る。
家でぼーっとしてると、アリがキャンパスの上を歩いてるのを見つけ、おもむろにキャンパスに⭕️を描きアリを閉じ込める。
その絵を知り合いの質屋?に出展してもらう。
後日、ツチヤという男性が家に来て⭕️一枚につき100万円で取引したいと言ってきた。
何かと思い外に行くと、あの時の⭕️が円相として芸術美術館に買い取られ、世界的に流行ってしまう。
さわだは自分が⭕️を描いた本人だと公言したことで一気に有名人になってしまう。
数日前までバカにしてきた人間たちは豹変したかのように態度を変えているのをみて気持ち悪くなった。
隣人の売れない漫画家が
「こんなのただの丸じゃねーか」と
俺でも書けるといい、
自分もさわだやるわ!と⭕️を描き始め、
自分じゃない自分が大量に現れる。
さわだは、
⭕️がなんなのかわからなくなっていく。
⭕️に翻弄されるさわだはどうなってしまうのだろうか。
自分はこの映画をみて、
なんか世にも奇妙な物語の映画版を見ているような感覚になって不思議な映画だったなーと思った。
芸術ってほんとわかんないなと自分の美的センスのなさを実感した。
人間が態度を豹変させるところは見ていて人間の汚い部分が気持ち悪かった。
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