すごいなとなった話

今日もお疲れ様です。

今日は、先輩の話について書きたいと思います。

毎週火曜日は、ある先輩の先生が算数の『学び合い』を見に来てくださいます。

今日は、わり算で教えたい内容だったので、一斉授業で算数の授業を行いました。

問題を提示して、それぞれの考えをノートに書いてみましょうと指示を出しました。

数分後、発表へと移って行きました。

私は、手を挙げた子どものノートの写真を撮り、画面に映して、みんなに説明して!と伝えました。

順番に発表をしていきますが、どこか興味がないというか、子どもが下を向いていたり、話を聞いているのかな?という雰囲気でした。

その様子を見ておられた先輩が、
「黒板を使ってブロックを操作させながら発表させた方がいいよ」
と助言をしてくれました。

言われた通りにすると、聞いている子どもたちもちらほらと顔が上がりました。

そして、ある子が黒板でブロックを動かして発表しているところから、先輩の先生がつっこんだり、子どもたちに意見を求めたりと授業を進め始めました。

その瞬間。子どもたちが食いつくように顔が上がり意見も言うように。

言葉のかけ方や反応の仕方、子どもへの返し方のタイミングややり方が完璧で子どもたちも考えようとしている様子がとても伝わりました。

こんな感じに自分もやりたかったなと反省。
力の差を感じました。
今日は放課後に家庭訪問があるので、明日、話をしようと言ってくださいました。
話を聞く前に、自分のやり方との違いを自分なりに書いて残しておこうと思います。

・発表の仕方
私は、子どもたちが書いたノートを写真で撮り、電子黒板に映して発表をするようにしました。しかし、先輩は黒板と教師用のブロックを使って具体物の操作をさせながら発表をするようにしていました。
そうすることで、動かし方に着目してどうしてそう動かしたのかを見ている子たちが考えることができたなと思います。
また、ある子を当てた時に、他の子に今から○○さんなんていうと思う?と問いかけ、何を言うのかなと興味を持てるようにしていました。

・子どもたちの言葉を拾う
子どもがぽろっと言った言葉を拾って、今なんて言った?と聞いたり、子どもが言ったことを今のどゆことかわかった?などとクラスの子達に返していました。

・ポイントを見つけさせる
発表をしている子が3人いました。その子たちが黒板でこうしようなどと話しながらブロックを動かしたり、黒板に書き込んだりしていました。その際、見ている子たちに、
「今3人が書いたり動かしたりしていることのポイントって何やと思う?キーワードは?自分のノートに書いてごらん。」と問いかけていました。そのことに子どもたちもノートに書き始めていました。

ほんの10分程度ですが、違いがありました。
明日、先輩からの聞いた話もまとめたいと思います。

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