くりおんだ 人生塾_柳緑花紅 

世代を超えて、いろいろな人との交流の場をつくることができればという願いから、人生塾 柳…

くりおんだ 人生塾_柳緑花紅 

世代を超えて、いろいろな人との交流の場をつくることができればという願いから、人生塾 柳緑花紅をたちあげました。定期的に活動しています。ご関心のある方はご連絡をください。いろいろなお話ができればと思います。    人生塾 柳緑花紅       塾頭 くりおんだ

最近の記事

はじめから自信などあるはずがない。だからこそ、最後まで〈自分という存在〉を信じて行動することがなにより肝要だ!

 みなさんのなかで、日々の生活のいろいろな場面で自信をもって行動をしていますか、ときかれて、はいと言い切れる人は多くないかもしれません。特に、日本(人)社会では失敗を恐れるがゆえに、自信ありげな態度をとることを慎む傾向が強いと言えるのではないでしょうか。その態度は時に消極的にもみえ、結果的に期待した成果が得られないことにもつなりがりかねません。  では、自信はどのようにもてるようになるのでしょうか。自信とは、字のごとく自らを信じることです。どのような状況でも最後まで自分を信じ

    • トルストイが描くイワンの「ばか」の深み ・・・ 我われに問いかけるその生き方

       ドストエフスキーとならぶロシアの文豪といえば誰かときかれれば、まずはトルストイの名前を挙げる人は少なくないでしょう。なかでも『戦争と平和』、『アンナ・カレーニナ』、『復活』などの長編小説は有名ですが、その一方でトルストイは何冊かの民話集も執筆して出版していることはあまり知られていないのではないでしょうか(当然知っている人はいると思いますが)。そこで今回は、そのなかで『イワンのばか』をとりあげてみたいと思います。  レフ・ニコラーヴィッチ・トルストイ (Lev Nikolay

      • 幸せの根底には「仕合わせ」感がある。それは本来私たちに与えられた役割=運命を一人ひとり全うすること。そして、その間での様々な巡り合いを感受できること!

         これまで古今東西、「幸福」についての論考や著作は数えきれないほどたくさんありますが、ここでは少し視点を変えて、中国の文献を紐解いてみたいと思います。乱世が続いた明代末期に何をよすがに生きていけばよいのかわからない人々に向けた、これまでの処世訓の最高傑作の一つとも言われる『菜根譚』(さいこんたん)という有名な書物があります。これは、当時の優秀な官僚であったが政争に巻き込まれて隠遁を余儀なくされた洪自誠(こうじせい)という人が著したものです。書名の菜根とは、字のごとく菜の根のこ

        • 人生に失敗はつきもの。むしろその経験をその後、どう生かすかが大切だ。

           これまで失敗に関する名言や逸話は数多くあります。その多くがこれまでの偉人や歴史的人物たちの成功譚(サクセスストーリー)に纏わるものです。例えば、アルバート・アインシュタイン(Albert Einstein)の「一度も失敗をしたことがない人は、何も新しいことに挑戦したことがない人である(Anyone who has never made a mistake has never tried anything new.)」という言葉は有名です。また、みなさんも好きな人が多いディズ

        はじめから自信などあるはずがない。だからこそ、最後まで〈自分という存在〉を信じて行動することがなにより肝要だ!

          大宇宙(全)と小宇宙(体)の絶えざる連動の凄さ!

           我われはどうしてこの世に誕生したのでしょうか。誰しもこれまで何度となく頭に浮かんだ素朴な疑問ではないでしょうか。そこでいつも考えるのは、どのように宇宙は誕生したかということです。ちなみに、「宇宙」という用語は、「宇」は空間、「宙」は時間を表し、「時空」の概念としてかつて中国で考えられました。これまでも、そして現在も宇宙に関しては多くの観測や研究などが進められ、徐々にその実態が明らかになってきたとはいえ、その知り得る範囲は宇宙全体の5%ほどにも満たないのではないかとさえ言われ

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          「断念のほんとうを知る者のみが希望をもてる」 by 三木清 

           希望について言えば、これまでも多くの名言が残されていますが、私が若いころから愛読してきた三木清の『人生論ノート』(1938年出版)にもその一節があります。それほど分厚くなく文庫本で出版されていますので、みなさんも機会があったらぜひ読んでみてください。三木清は日本の著名な哲学者であり、多くの研究著作を残しており、終戦の年、治安維持法で検挙されて獄中で病死しています(9月26日。戦争は終結していたのに・・・)享年48。  同書には、死、幸福、孤独、嫉妬、偽善、個性、旅など23の

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          名作『素晴らしき哉、人生!』~人生で希望をもって生きることの大切さ~

           1946年にアメリカで制作された『素晴らしき哉、人生!』(原題:It's a Wonderful Life)という白黒映画の名作があります。主人公のジョージは、いつも何処かでツキに見放され、逆境にばかり立ち向かう運命にありました。自分のミスではないが大金を失った彼は、クリスマスイブに全てに絶望してせめても保険金でその穴埋めをしようと自殺をはかろうとします。ところが、12月の冷たい河に飛び降りようとしたとき、自殺を止めたのが翼のない(見習いの)天使クラレンスでした。クラレンス

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          「柳緑花紅」にみる想いとは

           この言葉は、中国の蘇東坡(そとうば 蘇軾そしょく とも呼ばれる北宋の有名な政治家、文化人)の詩のなかにある 「柳緑花紅 真面目」(やなぎはみどり はなはくれない しんめんもく)の一節からきています。蘇東坡が春の景色をみて   柳は緑、花は紅、これが本来ありのままの姿ではないか…それがすべてにおいて生きている姿であり、それぞれただそのままが尊いことを強く感じて詠ったとされています。  そこでこの「柳緑花紅」(りゅうりょくかこう)という名称を人生塾につけることにしました。という

          「柳緑花紅」にみる想いとは

          なぜ人生塾 柳緑花紅か

           人は、それぞれ独立はしていますが、時にいろいろな“壁”にぶつかることがあると思います。最終的には自分で考え、立ち向かっていくしかありませんが、ひとりで考えてもなかなか前に進まないこと、そのようなことをみなさんも経験したことはあるのではないでしょうか。そのような時に、気楽にいろいろな人と話や意見が言い合える"場”があったらなと思う人は少なくないのではないですか。まさにいろいろな人同士(同志)の“つながりの場”としていろいろな人生を考える塾=学びの場があったらいいのになぁと強く

           初ブログ    はじめまして

            初ブログです。これから 個人用と人生塾 柳緑花紅と 連携しながらみなさんにいろ いろいろお伝えしますので、 よろしくお願いします。   人生塾 柳緑花紅     塾頭 くりおんだ

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