あなたがあなただからくれたもの
ある人はわたしに
わたしが好きだと思ってる人に
どうにかしてあわせてあげたい
とその方法を一生懸命に考えてくれた
別にその人にとりたて会いたいなんて
思ってないしそう言ったこともないのに
ある人はわたしのことを
君は本当の異常者だねって
あきれたようにいった
そんなことを言いながらも
毎日わたしに会いにきて
たくさんのことを話ていく
ある人は毎日サッとわたしの前に表れて
何かよくわからないものを
そっと差し出しては去っていく
ある人はわたしの言葉を決して
聞き逃すことなく
1人になりそうなときには
かけよってきてくれる
全然セオリー通りじゃなくて
とっても不器用でわかりにくい
たくさんの愛情達
それがわたしにとっては
とってもうれしい
バラの花束をさしだして
スマートに愛の言葉をささやかれるとか
ひざまづいてプロポーズされるとか
巨万の富で贅沢な衣装を贈られるとか
そんな豪華で煌びやかな愛情よりも
ロマンティックさのカケラもないけど
あなたがあなたとして
せいいっぱい投げかけてくれてる
ささやかな愛が
とってもとっても愛しくて
心のなかに染み込んで
キラキラと輝いていくの
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