散歩するように学ぼう
どうも、ギターネタ書き始めたのに最近あまりギターが弾けていない @jazzsasori です。
もっとギターうまくなりたくて、いわゆるギター教則ビデオをちょこちょこ見ています。最近だとYouTubeに無料で公開されてるコンテンツが多くてめっちゃ助かっています。
自分がよく参考にしている Tomo Fujita さん というギタリストのあるギター教則動画でギターを学ぶ時の4箇条の話をされていて、これはエンジニアが技術学ぶ時にも共通するなと思いました。
・Don't worry
・まずは不安にならないで
・Don't compare
・インターネットにはすごい人いっぱい
・すごい誰かと比較して嘆かないで
・自分を強く持って
・Don't expect too fast
・すぐに結果が出ることを期待しないで
・早く学んでしまおうとしないで、焦らないで
・ゆっくり学ばなければならないものもある
・Be kind to yourself
・自分を大事にして
※ YouTube の内容を意訳
ね?とても良いことを言われています。
1on1 でよく聞かれること
少し話を変えます。
自分がエンジニアリングマネージャーという役割を担当している関係で 1on1 をメンバーと高頻度に行なっています。
技術に関して相談されることとして以下のようなことがあります。
・ 技術的に今後どのように成長していったらよいか?
・ ある分野はそこそこ書けるようになったが次にどこに手を出したらよいか?
・ xxx を学びたいが良い方法はあるか?
1on1 での時間は限られているので、このような相談をいただいた際には「自分はこのように学んだ」「参考になる書籍はこれ」などティーチングを行ったり、「なぜこれを学ぶと良さそうに思いましたか?」「これを学ぶと半年後どうなってそうですか?」などコーチング的に対話したりしています。
普段の 1on1 では時間が限られているので伝えづらいことをつらつらと書いてみたいと思います。
たとえばサーバーレスアーキテクチャを学ぶ時
ある技術を学ぶ時についでに学べ、そしてけっこう重要なものがあると思います。
たとえば最近AWS上でサーバーレスアーキテクチャを学んだメンバーがいました。その方はLambda へのデプロイまでの手順は理解し、自分でデプロイフローを構築できるようになりました。習得スピードも早かった一方でLambdaの実行ログの取得方法を知らなかったために あるエラーに気づけなかった、というケースがありました。
※ 実例を複数組み合わせて特定の誰かの話にならないように書いています
たとえばLambdaでいくと「モニタリング」というタブをクリックするとメトリクスとログへの導線があります。よくよく読んでみるとメトリクスは「CloudWatch メトリクス」で
Lambda は、関数のランタイムメトリクスを Amazon CloudWatch に送信します。
と書いてあるので、ログやメトリクスは AWS Lambda というサービス内で実現されているのではなく、Amazon CloudWatch と連携して実現されていることが理解できます。
CloudWatch を掘って見ていくと Lambda 関数を作成時にCloudWatch Logs Group が同時に作成されることも分かり、Lambda と CloudWatch がディープに連携していることが理解できます。
ログがどこにあるか、どう連携しているか理解していると障害時やデプロイがうまくいかない時の解決の手がかりになります。
寄り道をするといい
技術の移り変わりが激しい現代において速く学ぶスキルは非常に重要です。プログラマが定年すると言われている35歳を過ぎた立派なおっさんである私も追いつこうと焦っています。
一方で学ぼうとしている技術がどのように成り立っているのか、広く学ぶことも重要だと思います。広めに学んだことに助けられた経験が自分自身もあります (主に障害時) 。
散歩するように学び、変化していく街の風景に立ち止まるように周辺技術に寄り道すると良いんじゃないでしょうか。
改めて tomo fujita 氏のありがたいお言葉を貼り付けて締めとさせていただきます。
※ こちらから ありがたいお言葉が刻まれたピックが買えるみたいです
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