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ちょっと高いホテルに泊まってみる【コロナ前のタイ旅行③完】

 海外旅行では安くもなく高くもない宿を取ることが多い。東南アジアを旅行する場合、レートや物価にもよるが、おおむね1泊1500~3500円程度の範囲で収まるだろうか。ドミトリーならもっと安いが、おっさんは疲れそうだし、一方で費用は抑えたい。結果、中庸な値段の宿に泊まることになる。しかし、そこは金が物をいう世の中、奮発すればいい宿はいくらでもある。2014年、タイ・サムイ島を訪れた際は、平生では泊まらないちょっと高めの宿を取った。そもそも海辺のリゾート地だから、あんまり安い宿がなかったような気がする。リゾート地の少し高いホテル、どんなものだろうか?


 サムイ島の位置はこちら。


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 宿はインターネット経由で予約していった。それがこちら。こぎれいにまとまっており、快適そのもの。それぞれの部屋が離れの棟の、コテージのようになっていた。メモが残っていないので値段が分からないが、確か1泊1万円くらいではなかったか。極端な高級ホテルではないが、現地の物価に比すればなかなかのランク。


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 ミニバーも充実していた。コーヒーは粉を溶かすインスタントではなく、専用のマシーンにカプセルみたいなのを放り込む方式だった。右側の黒いのがそれ。貧乏人は使い方がよく分からなくて困った。


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 宿のすぐ裏は海である。部屋で着替えて海水浴をして、部屋の外でシャワーを浴びて海水や砂を落とすこともできた。さすがに設備は充実している。


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 朝飯も海を眺めながら食べることができる。まったく私には似合わないなあ…などと考えながらあごを動かす。だいたいにして安宿には朝飯が付いていないことが多い。いつもならホテルの近所をうろついて、路上の屋台とかで食べているところ。まあ、とにもかくにも、海を見ながら食べるのは気分がよいです。


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 海のすぐそばなのに、プールも付いているところが金持ち宿である。


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 1週間ほどの旅行で、宿は2つをはしごした。2軒目の宿は山の上にあった。フロントのある棟から部屋まで、かなりの急坂を登るような土地なのだが、ゴルフ場で使うカートみたいなので部屋まで送ってくれる。中心部の繁華街までも距離があるので、宿泊客は無料で車で送迎してくれるサービスもあった。金満旅行は楽である。


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 部屋の中はやけに広い。外にはベランダがあり、そこにも風呂というかジャグジーというかがあった。寝そべることができるソファみたいなのも。


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 そしてやはりプールがある。島に来ているのに海に入らず、プールに入る贅沢。しかも山の中腹にあるから眺めがいい。私は立ててあった日傘の陰で本を読んだり、ぼけっとしたりしてみた。周りの客も似たような感じでのんびりしていた。


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 こちらの宿にしても、景観を楽しみながら朝飯を食べられる。普段泊まる安宿は眺望どころか窓がないところも珍しくないし、朝飯は排煙渦巻く路上で食うのだからまったく天と地の差である。これも1泊1万円程度ではなかったか。


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 さて、こちらは宿ではなくて海辺のちょっと感じのいいバーにて。観光客向けのこういう店は充実していた。平生はウイスキーを飲むのだが、調子こいてこんなカクテルみたいなのを飲んだのだろうか。今となっては思い出せない。


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 ここからはホテルと関係のない話題になるのだが、目に付いた光景の写真。日本式ぬるマッサージと、ホンダのシビック。


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 コンビニにはだいふくが売っておりました。


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 そして、なぜか路上で突然披露されたムエタイ。いい筋肉してますな! 

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※2014年9月の旅行です。
※全ての写真は筆者撮影です。カメラはニコンD700、レンズはタムロン28-75ミリF2・8


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