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チェンマイの焼き鳥屋【タイ、ラオス旅行記④完】

 タイの焼き鳥「ガイ・ヤーン」。さばいた鶏の腹に香草か何かを詰めて炭火でじっくりと焼く。串ではなく、丸のままを火の前でぐるぐる回して焼き、ぶつ切りにして提供される。タイ北部の拠点都市チェンマイにうまいガイ・ヤーンを出す店がある。鶏肉にありがちなパサパサした感じがまったくなく、香ばしい香りと豊かな肉のうまみが口の中に広がる。この店ではソースが2種類出されるが、香辛料の入った酸っぱ辛いもののほうが好みだ。それにもち米をちょっとつけて食べてもおいしい。
 店の名はSP Chickenという。『地球の歩き方』にも載っていたし、日本語のサイトでもかなり取り上げられているので改めて紹介するまでもない。味もよく値段も手ごろで、チェンマイに行ったら必ず行く店だ。初めて行ったのは10年以上前だったと思う。そのころはどれほどの知名度があったのか、まあ普通のローカル食堂という感じだった。数年前からしばしば日本人も見かけるようになった。どうもだいぶ知られてきたらしい。

 2016年の旅行を振り返っている。今回の旅程はこちら。④ラオス・フエサイから③タイ・チェンコーンに戻り、さらに①チェンマイに戻ってきた。


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 フエサイに泊まった翌朝、同道していたアメリカ青年はバスでチェンマイに戻っていった。私は少しうろうろしたのち、再びメコン川の国境を渡って対岸のチェンコーンへ。そこで泊まったのがこのゲストハウス。一見立派だがエアコンがなく、気密性の低いつくりだった。ということは蚊が入ってくる。蚊帳もむなしく、しっかりと刺されてしまった。1泊250バーツ、約750円で安かったからいいけど。


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 チェンコーンからまたバスでチェンマイに戻った。これはチェンマイのショッピングモールにて。目玉のおやじもおしゃれの時代。


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 どんな食い物なのか想像もつかないタイのミスド。スシドらしいですえ。


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 チェンマイの宿の近傍。朝からテイクアウェイのおかず屋が繁盛していた。


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 またクイッティオ。つみれ、青菜、もやしが乗っていますね。30バーツ、約90円。


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 日本とそっくりの焼き鳥屋台があった。レバーなどもあり、けっこううまかった。大将がタオルを巻いているのもいいです。


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 コオロギの佃煮みたいなのを売っていた屋台。タイの虫食はよく知られているが、ちかごろはタイ人もそんなに食べないのか、あまり見かけない。


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豚肉のカレー炒め。目玉焼きが憎い。40バーツ、約120円。


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 「カオ・カー・ムウ」。豚足を香辛料の入ったしょうゆ風煮込みだ。これがめっぽううまい。豚肉の甘み、それが染み出した煮汁、汁のかかった白メシ…。お勧めタイ料理である。一緒に乗っている高菜漬けがよいです。


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 中華麺にかけるバージョンもあった。30バーツ、約90円しかしなかった。最高じゃないか。


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 この料理の名前は知らない。魚?の出汁が利いたスパイシーなスープにそうめんみたいな麺が入っていた。こんにゃくみたいなのはたぶん、豚の血の煮こごり。スープは激辛だった。が、辛うまいというやつで、最後までぺろり。25バーツ、約75円と値段も安い。ここにも高菜漬けが乗っていますね。


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 タイの猫は日本のより細身が多い気がする。

<これでタイ、ラオス旅行記を終わります>

※2016年9月の旅行です。通貨の日本円換算はかなり大雑把にしています。ご容赦ください。
※全ての写真は筆者撮影です。一切の無断使用や転載を禁じます。


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