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自炊からわかってきたジャズの練習方法

福岡に引っ越して自炊を始め、気づいたことがあります。
料理って楽しい。
(ジャズを発信する記事でオクラ茹でてる写真…)
今まで、練習時間と上達は比例すると思い、1日練習に費やしたら満足という感じでした。
実際どうだったか?
内容がない。
練習した気になっただけ。
どうしたら中身のあるアドリブ練習ができるんだろう。

それがずっとわからずにいた時、
とある料理本に出会いました。

有元葉子さんの「レシピを見ないで作れるようになりましょう。」

この本は、もちろん料理の作り方は書いてあるのですが、図は一切なく全て文章。でもその一つ一つの言葉から、もうあふれんばかりに食材への愛が伝わってくるのです笑
普通のレシピ本はどの行程で強火弱火、調味料はおおさじ何杯、と、全部分量が決めてあります。しかし、有元さんの解説は「鍋の中をみて調節」「欲しい分だけ調味料を加える」だけ。
こうするとすっごく美味しかった、でも実践する時はあなたのやり方でね。
といった作り手自らの感性によって完成する不思議なレシピなんです。
そして、最初からわからなくても、繰り返し実践することであなたの好きな味がわかってくるよ。と。
それから自炊するときの考え方が変わりました。
何より自炊が楽しくなりました。

ん?これはジャズの練習の時も同じでは?
私はどんなフレーズを美味しいと感じてきた???
いろいろ聴いて表現したい食材を調達しよう。
とりあえずセッションでその食材を料理してみよう。
ジャズ以外のところに練習のヒントがありました。



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