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なんちゃって脱出!【本気で学ぶジャズギター】

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ジャズギターのアドリブに完全特化した教則コンテンツ。なんちゃってジャズから本格的なジャズギターへの一歩を踏み出しましょう!
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なんちゃって脱出!【本気で学ぶジャズギター】

ジャズギターが中々上達しない… そう感じている全ての方へ アドリブを弾くための「超実践的」な知識・練習方法をまとめました。 ・ジャズギターをやっているけどなんちゃってから抜け出せない ・もっと本格的にジャズギターを学びたい ・独学でやっているので練習方法が分からない ・数年やっているが上達している実感がない ・ジャズは難しくて何から手をつけていいか分からない そんな方にピッタリの「超実践的な教則本」です。 ※初めてジャズをやる方、音楽理論を1から勉強したい方に

第1章【循環コードでジャズを制す】

【循環コードでジャズの基礎体力をつける】 ジャズには素晴らしい名曲がたくさんあります。 そんなスタンダード曲でよく使われる進行が循環コードです。 【循環コードでのアドリブ例】 スタンダードが野球やサッカーのようなスポーツの各競技だとしたら、今回やる循環コードは基礎体力をつける走り込みのイメージです。 どのスポーツをやるにしても、ある程度の基礎体力があるほうが上手くなりやすいですよね? 循環コードはジャズの基本的な要素が詰まったコード進行です。 循環コードを制すれ

第2章 【オルタードでⅤを制す】

【ジャズらしい音使い】 第1章で循環コードを使ってコードトーンの弾き方を学びました。 これだけでもコード感のあるソロは可能ですが、よりジャズっぽいサウンドにするために他の表現方法も学んでいきましょう。 ジャズらしい音使いといえば「オルタード・スケール」です。 前作【ジャズと理論の「基礎」を1から学ぶ本】でも書きましたが、基本的にスケールを単純に覚えてもほとんど意味がありません。 スケールに対応するフレーズを覚えて、そのフレーズをコード進行に合わせて弾く練習をしないとジ

第3章【HP5でマイナーを制す】

【HP5って何?】前の章ではG7で弾くオルタード・フレーズを覚えました。 このオルタード・フレーズはA7でも使えるのですが、よりジャズらしいサウンドにするために今回はHP5を覚えてみましょう。 HP5は正式な名前が長いので略された言葉です。 正式名称はこちら Harmonic Minor Scale Perfect 5 Below (ハーモニック マイナー スケール パーフェクト フィフス ビロウ) めちゃくちゃ長いですね! とりあえず名前は覚えなくてもいいです(笑)

第4章【トニックを制す】

【ⅠとⅡmを考える】 前章では G7 と A7 をやってきました。 飛ばしていた C△7 と Dm7 をやっていきましょう!

第5章【Ⅱ‐Ⅴフレーズを制す】

【Ⅱ‐Ⅴフレーズとは】先ほどの章では説明上分かりやすくするために、Ⅱm7の部分をトニックに分類しました。 本来は「サブ・ドミナント」となり、ジャズでは2度マイナーセブンから5度セブン、そして1度に解決。 この流れがいわゆるⅡ‐Ⅴ進行です。 この進行で使えるフレーズを「Ⅱ‐Ⅴフレーズ」といいます。 ここではジャズでもっとも使うフレーズ「Ⅱ‐Ⅴフレーズ」を覚えていきましょう! 早速フレーズです。

第6章【スタンダードでジャズを制す】

【スタンダードに応用】この章では前回までに循環コードで学んだことをスタンダードに応用していきます。 曲はジャズセッションの定番曲【Autumn Leaves(枯葉)】です。 ・コード進行アナライズ まずはコード進行のアナライズをやっていきましょう! 今まで覚えたフレーズがどこで使えるのかを確認する大事な作業です。 全体では32小節ありますが、基本的に出てくるコードはこれだけです。 まずキーはB♭メジャーとGマイナー。 平行長でメジャーとマイナーが混在している曲ですね

第7章【バッキングでジャズを制す】

【バッキングの重要性】 これまではソロを学んできたので、バッキングにも目を向けてみましょう。 ジャズでは他のジャンル以上にバッキングの重要性が高いです。 単純に「伴奏」というだけではなく、「アドリブ・ソロ」にもすごく繋がっています。 指板上の音の位置や関係性、こういったものをバッキングを通して理解することができます。

8章【テンションコードを制す】

【実践的なテンションコード】 ここではテンションコードの実践的な使い方をやっていきます。 (テンションコード自体の説明は省きます。【ジャズと理論の「基礎」を1から学ぶ本 】にて詳しく説明しているので参考にされてください) ・9th

9章【コードソロを制す】

【コードソロ】ジャズギターというとコードソロも魅力の一つですよね。 でもハードルが高そうで、諦めている人も多いのではないでしょうか? コードソロが難しく感じる要因として 「ルートを省いたコード」 を覚えていない。という所にあると思います。 まずはコードソロのパーツとなる「ルートを省いたコード」を覚えていきましょう。 【ルートを省いたコード】それではここでも枯葉の進行を使って覚えていきましょう。 まずはCm7を考えてみましょう。

10章【練習方法を制す】

【ジャズ蟻地獄】 ジャズギターに取り組む方の悩みの一つに「練習の進め方」があると思います。 ここを間違えてしまうと、何年やっても一向に上達しない 「ジャズ蟻地獄」にハマる可能性があります! ここでは上達が早い人がやっている練習の進め方を紹介します。 周りのプロの方や生徒さんを見てきて、上達が早い人は明らかに共通点があるのでぜひ練習を見直してみてください。 【練習の進め方】

リディアン・フレーズ

7th コードは大きく分けて2つに分類されます。 1つはドミナント7th、もう1つはリディアン7thです。 ・ドミナント7th ドミナント7thは5度7thに当たるコードです。 Ⅱ-ⅤのVの部分ですね。 キーCで考えるとG7。 少し難しく言うとドミナントモーションしている7th コードです。 ・リディアン7th リディアン7thはドミナント7th 以外のコードです。 度数でいうと2度7th 、7度♭ 7th。 キーCで考えるとD7、B♭7 です。 二つともジャズ

あとがき

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