8ヶ月ぶりの乳製品で感じる身体の不調

娘が生まれて4ヶ月が経った頃、血便が出て焦ったのを今でも覚えています。
口にしているのは母乳だけにも関わらず、なぜ血が混じっているか理解できなかった。かかりつけの小児科にすぐ連絡し、予約を取って診察をしたところ、告げられたのは、今まで聞いたことがない「FPIAP (food protein-induced allergic proctocolitis)」という病名でした。日本語だと、「新生児・乳児食物蛋白誘発胃腸症 」
ここ数年注目され始めた新しい概念のアレルギーのようです。入院も難しい治療も薬も必要がなく、母乳を与えている間は乳製品すべて絶つ、口にしないことで血便は止まるし、成長すると共に反応が薄れていくはずと信じて、8ヶ月くらい好きな物を食べられなくて辛かったぁ。

定期的に変化がないかチェックするために通院を続けていました。1ヶ月に1回、2ヶ月に1回、落ち着いているようだから何も無ければ1歳になってからと、診察の頻度が伸びていった。ありがたいことに、ワタシが我慢することで彼女はすくすくと成長していきました。

ただ1回だけ、夜泣がすごくて、眠れない日々が続いていたため寝不足でフラフラし始めて、生まれた時に飲んでいたミルクを飲ませました。1日でいいから、寝かせて欲しくて。哺乳瓶を嫌がりながらも飲んではくれましたが、その数時間後、吐き出して…。粘いものがどんどん溢れ出し、自力じゃどうにもならないから指で引っ張るハメになり、しばらくすると落ち着いて、ミルクをあげたことを後悔して謝りました。
どんなに寝不足になっても母乳だけでいくしかないと諦めました。
長い月日が経ってついに目標の1歳になった今月、お互い良く頑張った!

2週間前の診察で、ついに久しぶりの乳製品を口にして、母乳を飲ませるというチャレンジをすることになりました。
3日間、ヨーグルト50ccを飲んで、1週間様子を見る。見事にクリアしてくれました!偉いぞー!
ワタシは、ヨーグルトを飲んだその日から4日間、おなかが痛くて、軽い下痢に…。

どんなにしんどくても母乳を与えるという
母親の役目を果たさなきゃいけない

1つ目の壁をクリアできたところで、乳製品禁止というルールが無くなり、やっと開放されたー!ホッとしたと共に、すごく嬉しい!
食べたい物はたくさんあるけれど、まだ母乳をあげているから、やっぱりなんとなく量を少しずつ増やしていこうと思っています。そこで、この前はプリンを一口、おなか何か気持ち悪い…。昨日はカレー、夜中におなかの激痛で目が覚めてトイレへ…。今日はどう〜しても久しぶりにカフェオレを飲みたくなって、1番小さい缶を買って飲みました。半分くらい飲んだところでおなかが痛いような気持ち悪いような…帰ってトイレに駆け込む。

たった数ヶ月のこと、乳製品ってそんなに刺激のあるものだったのか?!ワタシが弱くなったのか?!
でもまあ、急いで食べるようにならないといけない訳でもないので、のんびりと慣れていければというか、落ち着いたら一口二口と少し食べたりしたらいいかなぁと。無理しない程度に新たなスタイルにしていけばいいかなぁ。

それにしてもやっぱり不思議。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?