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嵐の中でも”凪メンタル”でいるために。

GMOペパボディレクター Advent Calendar 2023 17日目の記事です。

こんにちは。
GMOペパボでディレクターをしているジェイ(@jay_zono)です。

くわしい経歴や趣味などの情報などについては以下のプロフィールサイトをぜひ覗きにきてください!🌐

2023年は、新チームのリーダーに就任し、チームの立ち上げにはじまり、AIを活用した新機能や「MuuMuu Sites」というNotionを活用した新サービスなどのプロジェクトのディレクションなどを経験しました。

まずは、一緒にこの1年を駆け抜けてくれたチームのメンバーをはじめ、みなさんに感謝をしたいです。ありがとうございます。


🌱 嵐の中でも“凪メンタル”でいるために


ぼくは、ホスティング事業部の事業開発チームにいます。
事業開発チームについては、以前にインタビューしていただいた記事があるので、ぜひそちらを読んでいただきたいです。
今でも定期的に読み返すくらい好きな記事です。

チームではリーダーをしていますが、今年はチームやプロジェクトの方向性を決める大きな意思決定をしたり、プロジェクトを進めるために社内外のステークホルダーとの合意形成をしたり、自らの責任範囲が広くなった実感があります。
また、後半からは事業部の中長期方針を決める場にも入ったことで、より抽象度が高い問題について考え、毎日頭に汗をたくさんかいています。

そのような中では、プレッシャーや不安を感じる場面も数えきれないくらいあります。
たぶんこれからもっとそんな場面は増えてくるのではないかと思います。

ぼくは”成長=コンフォートゾーンが広がっていく過程”と考えているので、不安やプレッシャーを感じる不安定な状況にいるとき、「いま、自分は成長しようとしているんだ。しばらく経てばこんな問題もへっちゃらに対処できるようになっているだろう。」と捉えるようにしています。

https://note.com/4bata/n/n7c1af1047faa

それでも、心身のコンディションを崩してしまってはよくないので、いろいろと試行錯誤をしています。
今回は、実践していることの中からDon’t(避けるようにしてること)Do(積極的に取り組んでいること)を3つずつ紹介します。


🙅 Don’t (避けるようにしている3つのこと)


①キャパを越え”すぎる”

キャパを大きくする(≒成長する)ために、自分のコンフォートゾーンを少しはみ出た挑戦をすることは大事ですが、過度な負荷をかけ続けると限界を超えてコンディションを崩してしまいます。
挑戦を続けていくためにも自分の状態を客観的に観察し、必要に応じて休むようにしています。
安定してパフォーマンスを発揮している人は、きっと休むことが上手なんじゃないかと思います。

ぼくは青田さんのnoteをいつでも読めるようにして、週に一回くらい自分の状態をチェックするようにしています。


キャパを大きくする、という目的においては以下の本もおすすめです。

②自分を否定する

ぼくはけっこうな頻度で内省をします。
その内容は、Slackに書き殴っておいて、あとからNotionで綺麗にまとめていくことが多いです。
そのようなことをしていると、ついつい気付けば自己否定に走っていることがあります。

先ほども述べたように、成長はできないことができるようになることで、その中でも失敗することは重要な過程の一つです。
内省をするときは、頭の中でもやもやと考えるのではなく、ノートやメモアプリなどに書き出しながら整理をしていきます。ノートやiPadに書くスタイルの方が自由度も高くおすすめです。


実際に書き出してみることで、

  • 「自分が悩んでいることは自身でコントロールできない領域だったから、まずは自分の姿勢や行動によって改善できる領域から変えていこう」

  • 「つい後回しにしたくなる面倒なことも分解してみるとそんなに大変じゃなかった!」

  • 「これは自分だけでは解決できない問題なので、◯◯さんに早めに頭出ししておこう」

というように、メタ的に自分の置かれている状況を観察し、適切な行動を導くことができます。
内省の習慣をつくる際に参考にした書籍を2つ紹介します。

③”すぐに”後回しにする

つい面倒なこと、ストレスのかかる作業などは後回しにしたくなります。
ぼくも「これはあとに…🤭」と、自分が心地よく進められる仕事に優先して着手してしまうところがあります。こういう場面では、理性<感性で考えてしまっていることが多いです。

そのような時は、以下のフレームワークで目の前の事象を評価して今すべきか、後回しにしてよいかを決定するようにしています。(これは自分で考えたつもりだが、似たようなものは存在しそう…)
ぼくは全てのタスクをNotion DBに書き出すので、優先順位の高いものほど期日をタイトに設定します。

⑴ 明日or 1ヶ月後 or 1年後 or 10年後のために
×
⑵自分にとって or 組織にとって or 顧客にとって
×
⑶すぐに着手 or あと回し
のどちらの方ががベターか?

毎回このフォーマットに則っているわけではないですが、これらの判断材料をミックスして意思決定をしていることが多いと感じます。
⑵に関しては、自分よりも組織顧客にとってベターな選択をするべきだと考えます。

「後回しにした」という事実であっても、主観的かつ反射的に決断するのと論理的に考えて決断するのとではまったく質が異なります。

基本的にはいろいろ考える前にすぐに手をつける方がよいという立場です。
先に10%でも進めておくとその作業を完遂するために必要な時間も見積もれますし、小さな達成感も感じられるからです。

🙆 Do(積極的に取り組んでいる3つのこと)


①自分の「目指すあり方」や「目標」を見える化する

ぼくはプライベートのNotionに

  • 10年後にどんな人になっていたいか、どんな生活を送っていたいか

  • 「仕事」、「プライベート」それぞれの3年後までの目標

などをまとめて、定期的に振り返ってアップデートをかけています。

自分の理想像になりきって仕事をしたり生活をすることで、ひとつひとつの行動の質が変わってくると思います。
目標や理想を書き出すだけで次の日から180度人生が変わることはないですが、「毎日1%でも目標に近づこう」と意識するだけでも1年後、5年後には大きく変化しているのではないかと考えています。

自分の人生やキャリアにおける目標設定、そのための習慣づくりについては以下の書籍がおすすめです。
『転職の思考法』はその気がなくても読んでおくといい本かと思います。

②仕事以外の7割の時間もデザインする

仕事は基本的に8時間するものだとすると、残りの16時間をどう過ごすかは自分の自由です。
つまりは人生の3割は仕事、それ以外の7割の時間の使い方は自分自身に委ねられています。

ぼくは仕事が大好きなのですが、これからもずっと大好きでいるために、しっかり休息をとったり好きなことに惜しまず時間を注げるように”仕事以外の時間”も大事にするようにしています。

仕事以外の時間も含めてデザインすることで、良い循環が生まれると考えています。
影響を受けた本や作品をいくつか紹介します。

↓ 後半の章に「仕事は3割で」というような内容が書かれています。

いろいろ思い詰めた時にいつも観る映画。マジ大好き。

③周りの方々に思いやりの心を持つ

「思いやりの心を持つ」というのは、両親がぼくを育てる上でいちばん大事にしてきたことなのではないかと思います。
(認識に相違がないか、あとで両親に確認をとってみます。)

簡潔にまとめると、「自分にされて嫌なことは人にしない。自分がされて嬉しいことは周りに対してもする。」ということなのかなと。
これは簡単なようで難しく、自分を客観視したり、その都度振り返りながら試行錯誤をしていく過程で体得していくものだと考えます。

仕事をする中では「一緒に仕事をしていて心地が良い存在」でありたいと思っています。
時には無理なお願いをしたり、お互いの考える正しさをぶつけたりする局面もあります。
そのような局面でも、「自分たちは事業や組織をもっと良くするために集まっている」(コトに向かうという前提のもと、相手を尊重し、自分の求められている役割を果たすことが重要であると考えています。

これは、ペパボが大切にしている3つのことの中でも、とくに「みんなと仲良くすること」にも通ずる考え方ではないでしょうか。

『機嫌のデザイン』という本の「景色としての自分を美しく保つ」のページに書かれている内容にも近い!

🌝 おわりに

いかがだったでしょうか。

書き始めたらすごく楽しくて、没頭してしまいました。
2024年はこのようなアウトプットも増やしていければと思います。

来年も頑張るぞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!


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