逃病小説 #8

2021/3/15(月)③
消化器内科で「岩松了似」の担当医の診察を終え、まず向かった先は「CT検査」


CT検査は以前、膀胱内の「嚢胞」の検査のため行ったことがあったが、造影剤の影響で検査後気持ち悪くなった経験があったため、やだなあと思ったが、今回はそのような副作用も出ず無事終了。検査技師より、造影剤を早く排出するため水分を多くとるように言われたためペットボトルの水をたらふく飲んだ。
CT検査後は血液検査の為また移動。わたしが血を取られている横で赤ん坊が泣きながら血を取られていた。かわいそうに。
そして次は心電図。「運動負荷心電図」と言って、階段の登り下りを3分行なって、その直後の心電図を見るもの。心電検査技師の元気な掛け声に合わせ、階段の登り下りを行なったのだが最後の1分くらいはもう足ふらふら。そんな中なんとか終了。そして、間髪入れず部屋を移動し、肺活量の検査。
こちらも同じ元気な検査技師が担当したのだが、検査技師の
「吸って吸って吸って〜、吐いて〜吐いて〜も〜っと吐いて〜」
という元気な掛け声に、心の中で「もう…限界なんすけど…」と何度も思う。やはり、長年の喫煙によって心肺機能は低下しているようだ。このことが今後の治療に影響しなければいいが。
そんなこんなで今日の検査は終了。お会計に向かう。
やはり今の世の中、病院もセルフレジだ。本日の料金は15,000円也。高っ!でもクレジットカード使えるんだ!て事はクレジットカードのポイントも貯まる‼︎
今日の検査結果は、明後日に出るらしい。
病院を出たのはお昼の12時頃。意外と早く済んでよかった。
つづく

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