シェア
正月は実家に帰って二、三日のんびり過ごす。大晦日の夜に年越しそばを食べて、元旦の朝はお節とお雑煮というのが我が家の昔からの流れである。その後は暫くお節の余りが続いて、実家にいた頃はお雑煮用に買って余った切餅を小腹がすいた時にオーブンで焼いて食べていた。焦げ目がしっかり付くまで焼いて、醤油をたっぷり絡めて海苔を巻いて。餅はスーパーに行けば年中売っているけど、実家では正月以外で餅を食べる習慣が無かったので、正月に餅を食べることで毎年正月を味わっている。
何故か皆、映画の話をしたがる。色んなラジオを聞いているけど、どんなタイプの芸人さんも、どんなタイプのアーティストも、それ以外のどんなタイプの人も、どんな番組のどんな人に関わらず、最近見た映画の話だけは皆が皆必ずする。それが世間的に話題になっている作品となると尚更のことで、「〇〇見ました」とか「〇〇見ました?」とか、とにかく映画の感想に関しては話さない人がいない。
家でお酒を飲む量がめっきり減ってしまった(多分良いこと)。もともと家ではあまり飲まない方だったけど、ビールはめっきりノンアルコールがデフォルトで、その後の焼酎もせいぜい2杯でおひらき。ビールは喉ごしとは良く言ったもんで、気分を満たすだけならノンアルコールで十分事足りることに気付いてしまったし、何より出始めた頃よりもノンアルコールビールが格段に美味しくなった事がそれを可能にしている。
「熱い物は熱いうちに食べた方がいい」と言うあれがどうも昔からしっくりこなくて、熱々の料理を口に放り込もうものならほふほふとその熱さをいなす事に一杯一杯で味なんて味わってる場合じゃないと思うのだけど、熱さに強い人だってその熱さは感じているはずなのに、一体口の中でその熱さはどうなっているのだろう。 もちろん冷めてしまっては残念だけど、食べ物は丁度いい温度で食べた方が絶対いいに決まっている。(珍しく言い切ってみました)