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置いていく日常

なにかあるかも知れないし、なんにもないかも知れないし。そんな日常の中でふと見つけた出来事や思い浮かびを、ゆるりとここに置いていきます。
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2023年11月の記事一覧

数える程度のほんのちょっと

コンビニでレジに並んでいたら棚の上にチュッパチャプスがあって、あ、これまだあったんだ、と思ったのと同時に、小学生以来舐めてないけどこの先も舐める事はないだろうなぁ、と思って、だけどそこに淋しさは全然なくて、ただただ懐かしいだけだった。チュッパチャプスとの華やかな思い出は残念ながら何一つないけど、小学生の頃に何回か舐めたことがあって、あの頃は1本30円で、30分もつと言うのが売り文句だった事は今でも憶えていて、そんなことでも多分十分立派な思い出。

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実際にちょっとだけ本当に浮いている

滅多に関東を出ないので、たまに仕事で京都へ来ると周りにいる人達が耳慣れない言葉使いで当たり前に会話をしている状況がとても違和感に感じて、ふわふわとした何とも言えない変な感覚に陥る。 知ってる風景なのに聞こえてくる音がいつもと違う。その視覚と聴覚のずれと言うか、もっと漠然とした掴み切れない何かがぐらついているような。

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こんもりライスとどっさりキャベツ

ラーメン屋のライスにはもうすっかり警戒する体になっているので、食券を渡す時は「ご飯の量半分にしてもらってもいいですか?」と伝えるようにしているのだけど、これも注意が必要で「ご飯の量少なくしてもらってもいいですか?」だと殆ど変わらない姿で厨房から戻って来てしまう。 半ライスや小ライスがあるじゃないのさと思う人もいるかもしれないけど、あのボタンこそ本当に気を付けなければいけなくて、その甘い言葉に油断しきっていると寝首を掻かれることになる。

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