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足元のそこら中にあって落ちないように蓋が閉まってる 何処まで深くて長いのかは知ってる人しか知らない 踏んでもびくともしないからみんな忘れているけれど その直ぐ下は真っ暗な空洞
電車がホームに到着してぐいっとみんなが前に出る 最後尾はもう反対側の端っこ 物心ついた時からずっと工事中で 喫煙所はもうどこにも見当たらない 向かいのホーム 向かいから見たこっちのホーム もっとあったはずのゴミ箱がなくてペットボトルを弄ぶ ごった返しているのに誰とも目が合わない