息子の父になった日

6/28は息子の誕生日。
早朝産まれた。義父かの電話でカミさんの実家に向かった。
あの朝の朝焼けと雲の蒼さには、21年来目にしたことがない。夢中で運転していたからスマホ撮影を出来る訳もなく。
子供の成長はあっという間、自分、親の劣化もあっという間。
子供に手がかかるのは当たり前でも、大体の終りは見える。親の介護の終りは全然、見通しはつけることが出来ない。
息子は今春、専門学校を卒業だったが、義母の入院騒動で相談に乗ってやることが出来ないまま半年経過。
くだらない言い訳にしかならないけれど
目の前の山々が険しくて、非常に困る今日この頃。
実家へ行く度、オフクロから言われるのは「あの年の梅干の出来って最高だったよな!」と。
あの時は、男の孫っていうことで、両親を連れて来たものだった。
実家を留守にするということで、梅干作りのコンディションには良かったかもしれない。
孫の顔を見に行く、っていうことで、父の介護疲れから、少し解放される部分があったのだろう。父は息子が生まれた年に脳梗塞になった。このときは、自宅リハビリし始めだったような記憶が。まだ完治すると思っていたとのだろう。結局、左半身に後遺症が残ったまま17年後にあの世へ旅立った。
特に80歳を越えたあたりの認知力低下は大変なものだった。85歳あたりは体力低下が著しかったよな。
家族模様が色々と思い出される。

何だかんだ云っても、今日の自分は昨日までの自分で出来ている。


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