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ニコ動には感謝しかない その2

 👇の便乗投稿の続き。その1とはがらりと内容は変わる。それにしても、久々に上に「コロナ・ワクチン警告文」が出たな。言いたいのはそこじゃないんだけどな。

 まず、ニコ動は私の敬愛する小林よしのり氏の言論を、ずっと支持してくれている。
 ニコニコチャンネルで「小林よしのりライジング」が始まったのは平成24年8月21日。以来、ずっと継続している。「ゴー宣ネット道場」でも、2010年に始まった「ゴー宣道場」を配信し続けてくれている。どんな議題で議論しようが、youtube がチャンネルごと削除しようが、お構い無しに配信し続けてくれている。
 私にとっては、この一点だけでも、プレミアム会員続ける意味がある。

 ニコ動の、一連のコロナ対策禍やワクチン禍において、出来る限り動画を削除しない姿勢は立派だった。
例えばこの動画👇とかyoutube では秒殺間違いなしだ。というか、実際に秒殺されていたのかも知れない。

 これらの禍を扱う動画は、真っ当なものから、これはさすがに無いやろ~、というものまで玉石混淆だった。でも、本来インターネットとは斯くあるべきなのだ。多くの石から光輝く玉を探し出すのが醍醐味だったはずだ。
 それこそが、かつては国家や専門家が独占していたネットワークや情報を、個人が主体的に使用し個人の創造性や能力エンパワーする、という本来のインターネット普及の意義に叶う状況なのではないのだろうか?
 
 確かに、あまりにリテラシーの不足した人間が、丸腰でネットの世界に参入するようになった現状、ある程度の規制は必要かもしれない。どう考えてもアウトな誹謗中傷や、理屈の欠片もない感情の垂れ流しや、根拠の無い断罪や、グロ画像をupしてしまう人間が結構多いのは、残念ながら事実だ。
 しかし、我こそはファクトチェッカー、と偉そうな顔をしてた奴らのワクチン禍での体たらくぶりを見てると、やはり行き過ぎた介入は甚だ不健全な事態を引き起こすことは間違いないだろうし、実際そうなってしまっている。
 
 介入を受けまくっていたことで有名な、この2, 3年間のyoutube、の不健全さは酷いものだった。権力の小判鮫のような奴ら(ごみナビ?とか言うチンピラ集団など)と結託してたことなど、不健全の極みだった。
 
 そもそも、最近のyoutube の、つるんとした無臭ぶり、良い子ちゃんぶりは、もはや地上波放送と何が違うのかわからない。あと、プロ野球OBや芸人のチャンネルが雨後の筍状態なのも何とかならんのか…
 とはいえ、吉川氏の「資産価値zero 限界ニュータウン探訪記」とか、tetsuo氏の「鉄動画チャンネル」とか、面白いものは面白い。「都市計画のお知らせ」のような情報量が豊富な動画も多い。まだまだカオスな時期の名残を残す動画も残ってるし、それらと同レベルの動画が新たに産み出されたりもしている。さすが動画サイトとしての歴史が長いだけに、実はなかなか奥が深いのだが…いやいや、youtubeの話はどうでもいい。

 ネットの玉石混淆こそ、テレビやラジオ等の映像・音声媒体の速報性や、書籍や新聞などの文字媒体の正確性に勝る特性だったはずだ。速報性でネットは既にテレビに勝っているから、ネット上では「テレビは終わコン」と言われるようになった。
 でも、今の情報媒体としてのネットは、規制や介入が多すぎて、自らが終わコン化させたはずのテレビに近づいているだけのように見える。ニコ動はその傾向のカウンターとしての役目を果たしてくれているように思う。玉ばかりでもなく、かといってあまりにも汚い石もなく、ちょうどいいところを探っている感じがする。とても健全な態度だと思う。
 
 ということは、ニコ動の態度こそが、インターネットを、我々が自身の自主性を維持しつつ共生し続けられる「ちょうどいいもの」、つまり「コンヴィヴィアルな道具👇」に戻すために必要な態度なのかもしれない!?

…さすがに褒めすぎな気がしてきた。
 
 ニコ動には、自称ファクトチェッカーを気取っている輩を始めとした、不健全な人間からの不健全な介入を出来る限り許容せず、真に健全なネットメディアとして存在し続けて頂くよう、これからもよろしくお願いしたい。
 
 以上、感謝その2、でした。



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