見出し画像

メロトロンの音が聞きたくてたまらなくなる時がある①

ものすごくアナログな音であるがゆえに、哀愁を、悲壮感を、混沌を、そして呪術性や神秘性すら感じさせてくれるあの音が好きだ。

メロトロンに関しては下のページの説明がわかりやすかった。
それにしても、すぐに磁気テープが傷んでしまいそうだな・・・
ページの下の方にあるテープ交換の動画が興味深かった。話には聞いていたが、さぞかし手の掛かる楽器なのだろう。

演奏しているところ👇テープの動きが良く分かる。

言うまでもないかもしれないが、原曲はこれ👇
The Beatles / Strawberry Fields Forever
おそらく世界で最も知られているメロトロンの音だろう。
ペンキでドロドロになっているのがメロトロンだ。

この動画はさらにテープの動きがわかりやすい。

原曲はこれ👇
King Crimson / Starless
これぞ哀愁のメロトロン。しかし4:30あたりから様子が変わる、ヘヴィーなクリムゾンが現れる。サックスとギターが暴れまわる。これがまた、いい。
星一つない、聖書のような(聖なる?)暗闇・・・

King Cremson(キング・クリムゾン)

のメロトロンと言えば、下の3曲が思いつく。

Epitaph
この曲は宇宙に一人放り出されたような寂寥感がすごい。「混乱」が私の墓碑銘になるのだろう・・・

The Court Of The Crimson King
荘厳なメロトロンが堪能できる曲。

In the Wake Of Poseidon
この曲も哀愁のメロトロンが堪能できる。

次に・・・
私の中でメロトロンと言えばこのバンド、

The Moody Blues(ムーディー・ブルース)

とりあえず👇の2曲はメロトロンの洪水だ。
The Voyage

My Song

このバンド、ジミーペイジが「本当にプログレッシブなバンドは、ピンク・フロイドとムーディー・ブルースだけだ」と言った(らしい)のが影響しているのか、プログレッシブロックに分類されることが多い。
実際、「コンセプトアルバム」や「全編オーケストラと共演したアルバム」の先駆者という意味で確かに「プログレッシブ」なのだが、曲は極めてポップで聞きやすい。メロディーがすごくいい。
以下、思いつくままに名曲を5曲ほど。

The Story In Your Eyes
サビのところから立ち現れるメロトロンが劇的。

Question
3:20あたりからのメロトロンの盛り上がりが感動的。

Legend Of A Mind
2:40あたりからのメロトロンとフルートの共演が素晴らしい。

I’m Just A Singer
1:15から入ってくるメロトロンの「パラーラパラーララ~」がたまらなく好き。

Watching And Waiting
全編に流れる揺蕩うようなメロトロンがたまらん。

そろそろ他のアーティストに移る。

David Bowie / Space Oddity
メロトロンを導入した超有名曲、の一つ。トム少佐の宇宙船は何処へ・・・?

Genesis / Watcher Of The Skies
イントロのメロトロンがあまりにも荘厳。変拍子が気持ちいいですな。

Led Zeppelin / Rain Song
1:35あたりから現れるメロトロンが奏でるメロディーが美しすぎる。ジョン・ポール・ジョーンズによる演奏。

Oasis / Falling Down
0:40ぐらいから曲が始まる。ほぼ全編でメロトロンが気怠く揺蕩うように鳴っている。

そういえばこの曲、東のエデンのOPだったな。これ見てたわ、懐かしいな、2009年って15年前か・・・そういえば映画は未視聴だった。

まとまりがなくなってきたので、②に続く・・・

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?